3月26日に一般説明会を開催した、遺伝子組換えスギ花粉症治療イネ、および5月14日に一般説明会を開催した、遺伝子組換え複合病害抵抗性イネの田植えを行いました。これらの遺伝子組換えイネは農業生物資源研究所(生物研)内の隔離ほ場内の水田にて栽培します。栽培実験の詳細については栽培実験計画書(
スギ花粉症治療イネ、
複合病害抵抗性イネ)をご確認ください。
生物研隔離ほ場では、フェンスで囲まれた区画の中に水田が6面ありますが、そのうちの2面でスギ花粉症治療イネの田植えを行い(写真3,5)、別の1面で複合病害抵抗性イネの田植えを行いました(写真4,6)。田植え終了後、鳥や風によって植物体が飛散するのを防ぐため、防鳥・防風ネットを設置しました(写真7)。
最後に、隔離ほ場内の植物体をほ場外に持ち出さないように、使用した田植機や長靴などを水で洗いました(写真8,9)。