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生物研
平成27年1月30日
独立行政法人 農業生物資源研究所

平成26年度遺伝子組換えカイコ(緑色蛍光タンパク質含有絹糸生産
カイコ)の飼育管理及びモニタリング調査結果について

当所の研究推進に関しましては、平素より格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。

遺伝子組換えカイコ(緑色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ)については、農業生物資源研究所(大わし地区)隔離飼育区画において平成26年7月14日(月曜日)から1回目の飼育を行い、平成26年9月12日(金曜日)から2回目の飼育を行っておりましたが、この度、今年度予定の2回の飼育が終了したことから、遺伝子組換えカイコの交雑防止措置と飼育開始以降の処理等についてお知らせします。

収穫物は、今後実施予定の様々な試験に使用するため、熱による不活化後に繭の状態で保管しています。また、平成26年12月までのモニタリング調査の結果、遺伝子組換えカイコとクワコとの交雑個体は見つからなかったことをお知らせします。

<第1回飼育>

  • 第一種使用等飼育開始(平成26年7月14日(月曜日))
  • 上蔟(平成26年7月23日(水曜日))
  • 収繭(平成26年7月30日(火曜日))
  • 交雑防止措置
    • 飼育室の開閉可能な窓及びシャッター並びに換気口に網を張り、クワコ成虫の侵入を防止しました。
  • 収穫後の処理・作業
    • 収穫した繭(蛹)は、熱乾燥によりすみやかに不活化しました。(平成26年7月31日(木曜日))
    • 飼育終了後に残るクワの枝等の残渣は、隔離飼育区画内の残渣保管場所で網をかけて30日後まで管理しました。(平成26年7月25日(金曜日)〜8月29日(金曜日))
    • 平成27年6月15日まで隔離飼育区画内の残渣管理用の穴に保管することにより不活化します。

<第2回飼育>

  • 第一種使用等飼育開始(平成26年9月12日(金曜日))
  • 上蔟(平成26年9月24日(水曜日))
  • 収繭(平成26年10月2日(木曜日))
  • 交雑防止措置
    • 飼育室の開閉可能な窓及びシャッター並びに換気口に網を張り、クワコ成虫の侵入を防止しました。
  • 収穫後の処理・作業
    • 収穫した繭(蛹)は、熱乾燥によりすみやかに不活化しました。(平成26年10月7日(火曜日))
    • 飼育終了後に残るクワの枝等の残渣は、隔離飼育区画内の残渣保管場所で網をかけて30日後まで管理しました。(平成26年9月25日(木曜日)〜10月29日(木曜日))
    • 平成27年6月15日まで隔離飼育区画内の残渣管理用の穴に保管することにより不活化します。

<モニタリング調査>

  • 平成26年12月までのモニタリング用トラップ配置期間(平成26年7月25日(金曜日)〜12月19日(金曜日))
  • 本隔離飼育区画の四隅の外側に、カイコ雌成虫又は合成した性フェロモン(ボンビコール)を誘引源として粘着板で捕獲するフェロモントラップを設置し、クワコ雄成虫を捕獲しました。
  • 調査結果
    • 隔離飼育区画内の残渣保管場所で飼育残渣の保管を開始した平成26年7月25日以降、平成26年12月19日までにクワコ雄成虫123頭を捕獲しました。
    • 捕獲したクワコ雄成虫のうち、複眼で赤色蛍光を発現していた個体は0頭、PCR法によって緑色蛍光タンパク質遺伝子または赤色蛍光タンパク質遺伝子が検出された個体も0頭で、交雑は認められませんでした。

問い合わせ先など

(独)農業生物資源研究所 理事長廣近 洋彦
栽培実験責任者:(独)農業生物資源研究所   
             遺伝子組換え研究センター長  野 誠
広報担当者:(独)農業生物資源研究所 広報室長 谷合 幹代子(たにあい きよこ)
 電話:029-838-8469 E-mail:nias-koho@nias.affrc.go.jp
ホームページのアドレス:http://www.naro.affrc.go.jp/archive/nias/

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