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 農業生物資源研究所メールマガジン 1号 2008年6月5日(木)
目次

1) オープンカレッジ開設
2) 国際バイオEXPO/バイオフォーラムへの参加
3) エキスポセンター
4) 植物ゲノムのデータベース=サラダ(SALAD)
5) メールマカジン刊行開始にあたって

1) 農業生物資源研究所がオープンカレッジを開催

 農業生物資源研究所は、国立大学法人お茶の水女子大学ライフワールドウォッチセンターと共催で、「分子生物学に支えられた農業生物資源の利用と将来」をテ−マに、NIASオープンカレッジを開催します(全15回)。これは、国立大学法人お茶の水女子大学の社会人再教育講座の一環として開催されます。既に5回目まで終了してしまい、本日は6回目の開催日で、次回は6月11日です。聴講をご希望の方は、http://www.lwwc.ocha.ac.jp/saikyouiku/より手続きをお願いします。日程・内容は以下のHPをご覧下さい。http://www.naro.affrc.go.jp/archive/nias/press/20080204/

2) 国際バイオEXPOへの参加

農業生物資源研究所は、今年度も各種の展示会に参加する予定にしていますが、まず7月に東京ビッグサイトで行われます『国際バイオEXPO/バイオフォーラム』に参加します。今回の発表内容は以下の通りです。
菊地 和弘: 超低温で保存した体外受精卵から子ブタの誕生に成功
西村 実: 出納の種子タンパク質組成突然変異体の利用とその分子機構
瀬筒 秀樹: 遺伝子組換えカイコを用いたゲノム機能研究・新繊維開発・タンパク質生産
篠田 徹郎: 昆虫幼若ホルモンネットワーク遺伝子の解明と応用
石川 雅之: ウイルスRNAの複製を直接阻害する植物ウイルス抵抗性遺伝子
河瀬 眞琴: リソースとリサーチをつなぐ農業生物資源ジーンバンク事業
寺本 英敏: シルクタンパク質セリシンからの新規バイオ材料の開発
石橋 純: カブトムシディフェンシン由来改変ペプチドの抗細菌性と抗がん活性
各発表の日時、及び『国際バイオEXPO』についてはこちらをご覧下さい。
http://www.bio-expo.jp/bio/jp/images/doc/program2008.pdf

3) つくばエキスポセンターでの特別展示について

農業生物資源研究所は、つくばエキスポセンター地域ゾーン「サイエンスシティ つくば再発見」研究所等紹介コーナーで、6月7日〜8月31日の間、特別展示を開催します。今回の展示においては、研究所を紹介するポスターを中心とした常設展示と、期日をしていしたミニ講演会/簡単な実験やカイコ・イネ等の生体展示を行う予定です。特に、研究者と地域住民がふれあう機会として、ミニ講演会をこの企画の中心とする予定です。
6月14日迄の予定は
6月7日11:00〜DNAの分子模型作り、及び植物からのDNA抽出(実験)
6月8日13:30〜13:50カイコの歴史とその利用(講演)、カイコガの飼育(実験)
6月14日13:30〜13:50メンデルの豆(講演)
6月14日15:00〜15:20放射線による品種改良−豊かな農業を目指して(実験)
以降の講演内容、時間、及び担当研究員につきましては、逐次、ご案内します。またエキスポセンターに関しましては http://www.expocenter.or.jp/をご覧下さい。

4) 植物ゲノムのデータベース=サラダ(SALAD)

農業生物資源研究所は、植物の遺伝子が持つ機能を調べるのに有用なデノムデータベースを開発、運用を開始しました。現在のところ、登録されているのはイネ、シロイヌナズナ、紅藻類のデータですが、今後、新たなゲノム情報が公開された植物につきましても、順次、追加してまいります。このデータベースに関する詳しいご案内は
http://salad.dna.affrc.go.jp/salad/をご覧下さい。

5) メールマカジン刊行開始にあたって

お待たせしておりましたが、やっと農業生物資源研究所メーリングリストを創刊する運びとなりました。当初は4月早々の発行を予定しておりましたが、手続き、システム修正その他の事情が重なって、予定よりも大幅に遅れてしまいました。このためNIASカレッジの紹介も中途半端なものになってしまいましたが、何とぞ御容赦下さい。次号以降は、こうした情報に加えて、研究所職員の活動内容(発表論文、学会賞受賞等、主な見学者)についても、お知らせしようと思います。今後とも、本メールマガジンをよろしくお願いします。

このメールマガジンに対する御意見や、配信中止等に関するご連絡は、 NIASMLMZ@affrc.go.jp までお願いします。

農業生物資源研究所 広報室 Tel:029-838-8469

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