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 農業生物資源研究所メールマガジン 4号 2008年7月28日(月) 

目次

1) 農業生物資源研究所研究成果発表会の開催
2) 隔離圃場・展示圃場における遺伝子組換え作物の栽培状況の告知について
3) コメの大きさを決める遺伝子を発見!
4) 8月初旬迄の行事予定

1) 農業生物資源研究所研究成果発表会の開催

農業生物資源研究所は幅広い領域で生命科学の基盤研究を推進しており、その研究内容は、学際的にはよく知られています。また、各種イベントの開催、参加を通して研究内容の一般市民への広報・宣伝活動も常に行っているところですが、所全体の研究内容を一堂に会してお見せする機会はありませんでした。また、研究の製品化への結びつけ、特許の許諾、品種化等の実用的な利用についても、産学官の連携を深めつつ、推進しておりますが、十分に成果の内容が浸透しているわけではありません。そこで、本研究成果発表会は、当所が行っている多様な研究内容を大学・研究機関の研究者や民間技術者等の関係する皆様に紹介することで、双方向の意見交換を行い、視点を変えた発想を引き出し、新たな研究の出口を見つけることを主な目的として行います。また、一般市民の皆様にも、当所の研究内容を知っていただくよい機会と考えております。是非、本研究成果発表会にご参加いただければと思います。
開催日時  2008年10月21日(火)
開催場所  つくば国際会議場(エポカルつくば)
発表内容の詳細等につきましては
http://www.naro.affrc.go.jp/archive/nias/kenkyu_seika_happyou2008/schedule.html
をご参照下さい。

2) 隔離圃場・展示圃場における遺伝子組換え作物の栽培状況の告知について

農業生物資源研究所では本年も隔離圃場において遺伝子組換えイネの試験栽培を、また展示圃場において遺伝子組換えトウモロコシ及びダイズの展 示栽培を行っています。これらの生育状況は、「第1種使用規程承認組換え作物栽培実験指針」に基づき、 http://www.naro.affrc.go.jp/archive/nias/gmo/gmotop.html にて情報提供を行っています。

3) コメの大きさを決める遺伝子を発見!

農業生物資源研究所では、農林水産先端技術産業振興センター農林水産先端技術研究所や富山県農業研究所と共同で、お米の粒の幅の決定に関与する遺伝子の一つである、qSW5遺伝子を発見しました。この成果は、農林水産省からの受託研究である、「有用遺伝子活用のための植物(イネ)・動物ゲノム研究」(H16〜H17)、「ゲノム育種による効率的品種育成技術の開発」(H18〜H19)、「新農業展開ゲノムプロジェクト」(H20〜)で進められてきた研究からの成果です。
詳細は www.nias.affrc.go.jp/press/20080707/ をご覧下さい。

4) 8月中旬迄の行事予定
●つくばエキスポセンター生物おもしろ33話 (サイエンスシティつくば)再発見・農業生物資源研究所関連イベント
・8月 1日(金)11:00〜11:20虫の細胞のはなし:今西 重雄
13:30〜13:50いろいろなカイコ:小瀬川英一
15:00〜15:20カイコの蛹の大きさを変える:木内 信
・8月 8日(金)13:30〜13:50天敵のはなし: 野田 隆志
15:00〜15:20身近なチョウと仲良くする方法:井上 A 尚
・8月11日(月)13:30〜13:50いろいろな種のはなし: 白田 和人
15:00〜15:20-196℃でも生きられる?: 新野 孝男
これ以降の予定は
http://www.expocenter.or.jp/exhibition/science_city_tsukuba/kenkyujyo_shokai/schedule.html
をご覧下さい。
このメールマガジンに対する御意見や、配信中止等に関するご連絡は、当面、 inoueatp@affrc.go.jp までお願いします。
農業生物資源研究所 広報室 Tel:029-838-8469

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