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 農業生物資源研究所メールマガジン 90号 平成26年8月29日 

□■目次■□
 
<お知らせ>
 
<プレスリリース>
 
<遺伝子組換え情報>
 
<イベント・行事案内>
 
<求人>

<お知らせ>
1) 見学の申込みについて
  • 生物研には、博物館・ギャラリーのような特別な施設はありませんが、研究施設の一部、研究成果の展示スペースなどを見ていただくことができま す。
  • 見学等については事前申込制となっており、見学のお申し込みは、見学予定日の3週間前迄に申込みフォーム、メールまたはファクシミリにてお申込 みください。
  • ただし、4月末から本部地区のジーンバンク施設新築工事等に伴い、見学会場の変更等を行う場合がございます。
  • 筑波農林研究団地内各機関を2機関以上見学される場合は、農林水産技術会議事務局筑波事務所にお申し込み下さい。
□ 詳しくは、ホームページをご覧下さい。
 生物研:http://www.naro.affrc.go.jp/archive/nias/kengaku/
 農林水産技術会議事務局筑波事務所:http://sto.affrc.go.jp/publicity/kengaku
<プレスリリース>
2) 非天然型アミノ酸を組み込んだシルクの生産に成功 −新機能性シルクの開発による医療分野への貢献に期待− (平成26年8月19日発表)
  • 簡便な化学反応に利用できる非天然型アミノ酸を組み込んだシルクを生産するカイコの作出に成功しました。
  • 生産された非天然型アミノ酸を組み込んだシルクに蛍光分子を結合することに成功し、様々な分子の結合の可能性を示しました。
  • 今後、骨形成タンパク質等の生物活性のある物質を結合させ、再生医療用シルク材料の開発が期待されます。
□ 詳しくは、ホームページをご覧下さい。 http://www.naro.affrc.go.jp/archive/nias/press/2014/20140819/
3) トマトとウイルスの生き残り戦略を解明 −新たな抗ウイルス剤の開発に活用へ− (平成26年8月20日発表)
  • トマトのウイルス抵抗性タンパク質が、ウイルスの増殖を抑える仕組みをタンパク質の立体構造から明らかにしました。
  • トマトとウイルスが互いに幾つかのアミノ酸を変化させる生き残り戦略を有していることが分かりました(共進化とも言います)。
  • 現在、この成果を利用した抗ウイルス剤の開発に取り組んでいます。
□ 詳しくは、ホームページをご覧下さい。 http://www.naro.affrc.go.jp/archive/nias/press/2014/20140820/
4) カイコの卵で導入遺伝子を強力に働かせることに成功 −組換えカイコによる有用物質生産技術を使いやすく− (平成26年8月25日発表)
  • カイコの卵で遺伝子を強く働かせるプロモーターを発見しました。
  • これまで、組換えカイコを作出する際、目的の遺伝子が導入された卵の選抜には熟練が必要でしたが、このプロモーターを利用することにより、誰でも素早く正確に目的とするカイコの卵を選抜できます。
□ 詳しくは、ホームページをご覧下さい。 http://www.naro.affrc.go.jp/archive/nias/press/2014/20140825/
5) クモ糸を紡ぐカイコの実用品種化に成功 −大量生産への道を拓く− (平成26年8月27日発表)
  • 強くて切れにくいクモ糸の性質と、シルクの性質を合わせもつ新しいシルク(クモ糸シルク)を生産するカイコの作出に成功しました。
  • クモ糸シルクは通常のシルクの1.5倍の切れにくさを持ち、クモの縦糸に匹敵するほどでした。
  • クモ糸シルクを用いて、通常のシルクと同様の工程で織物に加工することに成功しました。
  • 今後は、さらに強度や機能性を高めたクモ糸シルクを開発することにより、手術用縫合糸などの医療素材や防災ロープ、防護服などの特殊素材への応用が期待されます。
□ 詳しくは、ホームページをご覧下さい。 http://www.naro.affrc.go.jp/archive/nias/press/2014/20140827/
<遺伝子組換え情報>
6) 遺伝子組換えの情報提供を随時行っています。
  • 遺伝子組換え作物のほ場での栽培、隔離飼育区画における遺伝子組換えカイコの飼育実験情報を随時、更新し、情報提供をするとともに、過去の遺伝子組換え情報もご覧いただけます。
  • 最新更新情報は、生物研大わし地区隔離飼育区画における緑色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコの生育状況(7月23日撮影))」です。
□ 詳しくはホームページをご覧下さい。 http://www.naro.affrc.go.jp/archive/nias/navi/index3.html
<イベント・行事案内>
7) サイエンスカフェ(第14回TTCバイオカフェ)を開催します。
  • 今回は、遺伝子組換え研究センター 昆虫機能研究開発ユニット 上級研究員の奥田 隆が「TTCバイオカフェ」で「ネムリユスリカの不思議なチカラ〜驚異の生物を調べて、活かして、守れ!〜」というテーマでお話をします。事前申込みは不要ですので、お気軽にご参加ください。
開催日時:平成26年9月19日(金曜日) 18:00〜19:45
場所:東京テクニカルカレッジ 6階学生ホール(カフェテリア) (中野区東中野4-2-3)
主催:NPO法人くらしとバイオプラザ21
共催:東京テクニカルカレッジ、生物研
□ 詳しくはホームページをご覧下さい。
 http://www.tera-house.ac.jp/tec/blog/index.php?itemid=7285
8) 農業生物資源第186回農林交流センターワークショップ 植物科学・作物育種におけるフェノーム解析 −はじめて画像解析を行う研究者のための入門実習 −を開催します。
  • 近年、先端的工学技術の生物研究への応用が急速に進んだことで、共通の性質を持つ生体分子の情報を大量かつ高感度に取得する網羅的分子生物学研 究が可能になりました。一方で、多様な対象を扱う表現型の大規模解析(フェノーム)においては、特定の技術の汎用的利用が困難であり、個々の研究 者のニーズに対応した解析方法の開発が不可欠です。
  • 本ワークショップでは、植物を対象とした顕微鏡から圃場までの様々なレベルのフェノーム研究を講義により紹介するとともに、パソコンで操作できるフリーソフトを使った画像解析について、初心者を対象とした実習を行い、フェノーム解析の一端を体験していただきます。
開催日時:平成26年10月2日(木曜日)〜3日(金曜日)
場所:農林水産技術会議事務局 筑波事務所 情報通信共同利用館(電農館)3階セミナー室 (つくば市観音台2-1-9)
主催:農林水産省農林水産技術会議事務局 筑波事務所、生物研
□ 詳しくはホームページをご覧下さい。
 http://sto.affrc.go.jp/event/workshop/186ws
<求人>
9) 職員(パーマネント研究職員(7ポスト)、技術専門職員、一般職員)の募集を行っています。
□ 詳しくはホームページをご覧下さい。 http://www.naro.affrc.go.jp/archive/nias/koubo/
10) 契約職員(特別研究員、補助員)の募集を引き続き行っています。
□ 詳しくはホームページをご覧下さい。 http://www.naro.affrc.go.jp/archive/nias/koubo2/

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電話: 029-838-8469
ホームページ: http://www.naro.affrc.go.jp/archive/nias/

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