生物研ニュースNo.46
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研究交流
タイ国の政府関係者が生物研を視察
タイ国旗 ご一行の写真
遺伝資源の管理方法について説明を受ける

 生物研では、(独)国際農林水産研究センター(JIRCAS: ジルカス)と連携した国際交流活動を活発に行っています。平成24年8月6日(月曜日)には、ジルカスを通じてタイ農業協同組合省農業局長ほか7名が来所されました。生物研の遺伝資源センターでは、植物種子、動物の精子、微生物などの遺伝資源を国内外より収集して保存、管理し、研究用や育種用に提供する「ジーンバンク事業」を行っています。ご一行はこのジーンバンク事業について、種子などの植物遺伝資源の管理方法を中心に視察されました。同農業局ではタイ国で種苗登録業務を担当しており、生物研の管理ノウハウに強い関心を示されました。

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 タイ国からはこの他にも、 8月31日(金曜日)に養蚕関係の政府職員の皆様5名が来所されました。ご一行は遺伝子組換えカイコやシルクから作る新素材など、最新のカイコ研究について説明を受けられたほか、展示室で蛍光シルクで作ったドレスなどを視察されました。来所された皆様は、研究内容の紹介の際に活発な質疑をされたり、また日本語で書かれたカイコ研究紹介用の小冊子に興味を持たれて持ち帰られるなど、大変熱心なご様子でした。

[広報室]

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