第7回昆虫機能研究会は、10月27日(水)9:15〜16:30蚕糸・昆虫農業技術研究所を会場に開催されました。
参加者は、国立試験研究機関16名、大学18名、公立試験研究機関25名、民間31名、所内109名、総計199名でした。
全体会議では、農林水産技術情報協会の岡田利承氏から、「昆虫機能・素材の高度利用技術の開発事業」の平成10年度成果、神戸大学相薗泰生氏から、平成11年度からスタートした未来開拓学術研究推進事業「昆虫特異機能の発現機構と開発」の内容等についてそれぞれ紹介をいただきました。
特別講演では、「カイコの形質転換技術」をテーマに京都工芸繊維大学森肇、当研究所田村俊樹両氏から講演をいただきました。話題性のある最新成果の紹介であったため、会場は高い関心と熱気が感じられました。
さらに、2つの分科会では、「社会性昆虫」「有用物質生産」「バイオセンシング」「生物学的防除」「殺虫剤抵抗性」「微生物の機能増進」の各サブテーマのもとで研究発表がなされました。