動物科学研究領域

動物生産生理機能研究ユニット


家畜の生理機能を高め生産性を向上させる技術開発

 肉や牛乳等の畜産物の品質や収量を高めていくためには、家畜をできるだけストレスがかからない環境で育て、効率的に子供を産ませていかなければなりません。
 そこで、動物生産生理機能研究ユニットでは、ストレスや繁殖に関わる家畜の体の仕組み(生理機能)を明らかにするために、1)家畜が感じているストレスや快感の度合いを客観的に評価する手法の開発、2)光や温度、育成環境がストレス反応におよぼす影響の解析、3)栄養状態や雄の刺激(フェロモン)等、生体内外の環境の変化に応じて卵子の発育や排卵を調節する脳の仕組みの解析、4)卵巣の形態や機能が周期的に変化する仕組みの解析、5)受精した卵子が着床し胎盤が形成されていく過程と胎盤機能の解析等を行っています。
 これらの研究を通じて得られた知見は、家畜の生理機能を高め生産性を向上させる技術開発のための基盤となります。

  • Photo

ページトップへ戻る