生物遺伝資源を保存・管理・配布する農業生物資源ジーンバンク事業の実施
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長い農業の歴史の中で、多様な生物の中からより良い特性を持つものが選び出され、それらを用いて品種改良が進められてきました。技術が高度化した現在でも、研究開発に用いる素材として遺伝資源の重要性は増すばかりです。遺伝資源センターでは、生物遺伝資源を国内外から収集・受入して増殖・保存し、来歴や特性情報を整備して、食料・農業分野の研究開発のために広く提供する農業生物資源ジーンバンク事業を実施しています。さらに、保存遺伝資源の多様性や保存方法を研究し、確かな遺伝資源と詳細な情報の提供に取り組むとともに、放射線照射等を用いた新しい遺伝育種素材の作出も行います。現在、植物約21万5千点、微生物約2万8千点、動物約1千点の遺伝資源を保存しています。 |
センター長: |
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