| 【発明の名称】 | 高分子量セリシンを抽出して取得する方法 |
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| 【要 約】 | 【目的】(J)絹糸虫類の吐糸した繭、繭から得られる繭糸、生糸、未精練または半精練の生糸、生糸から調製された布、及びそれらの残糸を、特定の温度以上で尿素水溶液で抽出することにより、可能な限り高分子量の抽出物を得る。£創傷被覆材、医療用材料、化粧用添加剤、繊維改良材、コ−テイング剤【構成】絹糸虫類が吐糸したすべての蛋白質繊維として、繭、繭から得られる繭糸、生糸、絹織物物の未精練物または未完全精練物、及びセリシンを含有する繊維、粉末、フイルム等が原料として使用される。これらの原料1g当り、濃度2〜8モル/lの尿素水溶液20〜60ml中に浸漬し、100〜130℃の温度で数分間〜数時間、好ましくは10分間以下で抽出する。抽出終了後抽出液を、分子篩クロマトを用いる方法、限外濾過膜を用いる方法、有機溶媒で分別沈殿を行う方法等から選ばれる方法を用いて、平均分子量5万以上のセリシンを分離、回収する。 | ||
| 【出願番号】 | H09-278063 | 【出願日】 | 1997/09/24 |
| 【公開番号】 | H11- 92564 | 【公開日】 | 1999/04/06 |
| 【登録番号】 | 3516059 | 【登録日】 | 2004/01/30 |
| 【出願人】 |
農業生物資源研究所 |
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| 【発明者】 | 高須 陽子
山田 弘生 坪内 紘三 |
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| 【代理人】 | 白崎 真二 | ||
| 【審査請求】 | 請求済み | 【請求項の数】 | 4 |