農業生物資源研究所 平成18年度特許情報

【発明の名称】

低温ストレスに応答するCRTintP遺伝子およびその利用

【要 約】

【課題】 カルレティキュリン(CRT)と相互作用するタンパク質をコードする遺伝子を単離・同定し、該遺伝子およびその利用方法を提供することを課題とする。より具体的には、CRTintP遺伝子、該遺伝子を有する形質転換植物体、および、該形質転換植物体の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 酵母ツーハイブリッド法を利用して、CRTと相互作用する遺伝子群を検出した。その結果、CRTと相互作用するタンパク質(CRTintPと命名)をコードする遺伝子が特異的に検出された。さらに、CRTintPをコードする完全長cDNAを単離し、該CRTintPをコードする遺伝子は、新規遺伝子であることを見出した。また、低温ストレス下のイネ葉身におけるCRT遺伝子及びCRTintP遺伝子の発現は、低温ストレス後に顕著に上昇することが明らかになった。

【出願番号】 2002-121275 【出願日】 2002/4/23
【公開番号】 2003-310267 【公開日】 2003/11/5
【登録番号】 3839344 【登録日】 2006/8/11
【出願人】 (独)農業生物資源研究所
(独)科学技術振興機構
【発明者】 小松 節子、橋本 純治(シャルマ アルン、坂口 謙吾)
【代理人】 清水 初志
【審査請求】 請求済み 【請求項の数】 8

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