農業生物資源研究所 平成18年度特許情報

【発明の名称】

生体適合性芯鞘型複合繊維及びその製造方法

【要 約】

【課題】 絹様の光沢、風合い、保湿性等を有し、熱可塑性合成重合体を主成分とする生体適合性に優れた新素材、特に繊維を提供すること、また、熱可塑性合成重合体からなる合成繊維に絹粉末を含有させても、合成繊維の強度低下が少なく、実用に耐えることができる生体適合性の新素材を提供すること。
【解決手段】 芯材料が熱可塑性合成重合体からなり、鞘材料は実質的に粒子径が10μmを超える粉末粒子を含まない絹粉末及び融点が200℃以下の熱可塑性合成重合体からなる生体適合性芯鞘型複合繊維。また実質的に粒子径が10μmを超える粉末粒子を含まない絹粉末及び融点が200℃以下の熱可塑性合成重合体から構成されてなる生体適合性合成繊維。

【出願番号】 2002-148849 【出願日】 2002/5/23
【公開番号】 2003-342835 【公開日】 2003/12/3
【登録番号】 3855162 【登録日】 2006/9/22
【出願人】 (独)農業生物資源研究所
シンワ(株)
【発明者】 坪内 紘三(石川 英樹)
【代理人】 白崎 真二
【審査請求】 請求済み 【請求項の数】 6

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