農業生物資源研究所 平成18年度特許情報

【発明の名称】

植物の開花時期を促進するEhd1遺伝子およびその利用

【要 約】

【課題】 植物の開花を調節する新規な遺伝子を提供することを課題とする。また、本発明は、該遺伝子を利用して植物の開花時期を改変することを課題とする。
【解決手段】 マップベースクローニングに不可欠な大規模分離集団によるEhd1領域の詳細な連鎖解析を行った。その結果、イネの出穂(開花)を促進するEhd1遺伝子を単離することに成功した。また、該遺伝子の導入によりイネの出穂期が改変することを見い出した。以上のことから、新たに単離・同定されたEhd1遺伝子は、植物の開花の促進に利用できるものと考えられる。

【出願番号】 2002-153807 【出願日】 2002/5/28
【公開番号】 2003-339382 【公開日】 2003/12/2
【登録番号】 3911202 【登録日】 2007/2/2
【出願人】 (独)農業生物資源研究所
(独)農業・食品産業技術総合研究機構
(社)農林水産先端技術産業振興センター
【発明者】 矢野 昌裕( 布施 拓市、山内 歌子、吉村 淳、土井 一行)
【代理人】 清水 初志
【審査請求】 請求済み 【請求項の数】 10

戻る