農業生物資源研究所 平成18年度特許情報

【発明の名称】

絹タンパク質とキトサンとの複合体およびその製造方法

【要 約】

【課題】染色などの工程においても、絹糸表面に付着したり絹糸内部に含有されたキトサンが脱離することがないような絹タンパク質とキトサンとの複合体およびその製造方法の提供。
【解決手段】キトサン同士の架橋結合に加えて、キトサンと絹タンパク質との間にも架橋結合が導入されてなる絹タンパク質とキトサンとの複合体。絹タンパク質が、中性塩水溶液中で塩縮処理された絹糸である。絹糸にキトサンの酢酸水溶液を含浸させてキトサン含有絹糸を製造し、このキトサン含有絹糸に架橋剤を作用させて複合体を得る。

【出願番号】 2002-299131 【出願日】 2002/10/11
【公開番号】 2004-131647 【公開日】 2004/4/30
【登録番号】 3924612 【登録日】 2007/3/9
【出願人】 (独)農業生物資源研究所
【発明者】 塚田 益裕、羽賀 篤信(清水 慶昭)
【代理人】 東田 潔
【審査請求】 請求済み 【請求項の数】 5

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