1.栽培目的
- 遺伝子組換え農作物として、世界的に最も広く栽培されている除草剤耐性ダイズと害虫抵抗性・除草剤耐性トウモロコシを展示栽培し、見学者に実際の遺伝子組換え農作物を見て雑草防除や害虫抵抗性の効果を確認してもらい、様々な意見を交換する契機になることを目的に行う。
2.供試品種及び展示ほ場の列植図(図1)
- 除草剤耐性組換えダイズ「AG3701」(系統名40-3-2の派生系統)
- 害虫抵抗性・除草剤耐性トウモロコシ「N71−L7」(系統名Bt11の派生系統)及び非組換えトウモロコシ

図1.展示ほ場の列植図
3.栽培予定
- 平成19年6月7日 播種(雨天の場合順延有り)
- 平成19年9月上旬 ダイズ栽培終了
- 平成19年9月上旬 トウモロコシ栽培終了
4.栽培場所:農業生物資源研究所本館地区 畑地(図2の地図を参照)
5.交雑防止措置の内容
- 除草剤耐性ダイズ:研究所内で試験栽培されている最も近いダイズから30m隔離し、研究所から最も近い農家の畑まで約550m離れている。
- 害虫抵抗性・除草剤耐性トウモロコシ:開花前に除雄する。
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