1.栽培目的 遺伝子組換え農作物である除草剤耐性ダイズを栽培し、参加者が実際に除草作業を行い、生育してくる雑草の種類や量を計測し、さらに雑草によりどの程度減収するかなどを調査します。この様な体験を通して遺伝子組換え作物の効果を身近に体感していただきます。さらに遺伝子組換え農作物を開発している研究者と意見交換することなどを通して、遺伝子組換え農作物について、考える契機になることを目的に行います。
2.供試品種 除草剤(ラウンドアップ)耐性組換えダイズ「AG3701」(系統名40-3-2の派生系統)及び非組換えダイズ
3.栽培予定
平成19年6月 7日 播種
平成19年7月14日 第1回目 除草作業
平成19年8月 4日 第2回目 雑草の刈取り・計測及び収量調査
平成19年8月 下旬 栽培終了
4.栽培場所: 農業生物資源研究所本館地区 畑地7(別紙地図を参照)
5.参加者の条件
- 必ず2回(7月14日(土)と8月4日(土)を予定)ともに参加できる方。
- 遺伝子組換え技術や遺伝子組換え農作物に興味のある方。
- 参加後、簡単なアンケートに答えていただき、ご意見を述べていただける方。
- 農業生物資源研究所への現地集合できる方。ただし、当研究所まで公共交通機関で来られることを希望する方については土曜日の交通の便が悪いので相談にのります。
| * | 年齢等の制限はありません。ただし、長時間の作業ではありませんが暑い日に野外の作業があるので、ご自身の体力・健康状態を考慮してご検討ください。
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6.お願いしたい主な作業等について
- 市民参加型展示ほ場の開催趣旨の説明。
- 雑草の手刈り(午前中に作業、1名につき約5uの除草)。
- 昼食を食べながら、DNA抽出実験を見ていただき研究者との意見交換などを行う。
- 農業生物資源研究所で進められている遺伝子組換え農作物の開発などの紹介。
- 簡単なアンケートへの回答。
- 遺伝子組換え研究に対する意見の聴取。
- 雑草の刈取りと総重量の測定(午前中に作業、1名につき約5uの除草)。
- 雑草種の同定(専門家が協力します)。
- ダイズの収穫と収量の測定(午前中に作業予定)。
- 遺伝子組換え技術を用いた除草作業量の軽減効果の比較。
- 簡単なアンケートへの回答。
- 昼食を食べながら、研究者との意見交換をなど。
- 遺伝子組換え研究に対する意見の聴取。
- 市民参加型の展示ほ場に参加して感じたことなど、自由なご意見を提出してください。書式、字数等の制限はありません。
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