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図をクリックすると拡大できます。 図1.イネいもち病菌は、イネの表面のワックス成分を認識するとα-1,3-グルカンというイネの免疫システムが認識できない物質で菌の表面を覆います。そのため、イネの自然免疫システムに探知されずにイネに感染できます(左)。そこで、α-1,3-グルカンを分解できるイネを作出したり、α-1,3-グルカンの蓄積を阻害する薬剤等を開発したりすれば、イネは菌の侵入をキャッチし、菌の細胞壁の分解酵素であるキチン分解酵素やβ-1,3-グルカン分解酵素を分泌し、カビを攻撃できます。すなわち、菌のステルス作戦の裏をかくことができます。 [ 農業生物資源研究所トップページ ] [ プレスリリースリスト ] |