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農業生物資源研究所トップページ > プレスリリースリスト > 豚肉の「霜降り」割合が約2倍になる種豚を開発 > 参考資料
豚肉の「霜降り」を増加させる種豚を開発- 岐阜県などと共同で「ボーノブラウン(美味しい褐色)」と名付ける -岐阜県は10月20日に開催した「国体に向けた新たな産品開発研究シンポジウム」*において、当所と岐阜県畜産研究所、農林水産先端技術産業振興センターとの共同研究によって、豚肉の「霜降り」に関連する2カ所の染色体領域を特定し、これらの領域を固定した種豚(デュロック種、ボーノブラウンと呼称)を開発したことを公表しました。 発表要旨は以下のとおりです。 消費者は、良質(良い肉色、ドリップロスが少ない、霜降り割合が多い)で美味しい豚肉を要求している。そこで我々は、豚肉の「霜降り割合」に関連する染色体領域の特定を、独立行政法人農業生物資源研究所家畜ゲノム研究ユニット、社団法人農林水産先端技術産業振興センターとの共同で行った。その結果、ブタ7番染色体と14番染色体上の2ヶ所に「霜降り割合」を1.1ポイント増加させる領域を検出した。そこで、これらの染色体領域を固定したデュロック種集団(呼称:ボーノブラウン)を造成した。一方、良い肉色を維持し、ドリップロスを低減させ、豚肉の霜降り割合を増強する飼料(餌)を日本農産工業(株)中部支店と(独)畜産草地研究所との共同・協定研究により開発しているので、これらの成果について報告する。 また、その際のチラシは以下の3枚です。
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