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お知らせ
平成２２年１２月１３日
独立行政法人 農業生物資源研究所

『「一つで収量が多く倒れにくくするイネの遺伝子を発見」、英国科学雑誌「Nature Communications」に掲載』を、東京農工大学で11月29日記者発表

- 染色体上の強稈関連量的形質遺伝子座とその多面発現性原因遺伝子を解明 -

発表概要 (東京農工大学 プレスリリースより引用)

東京農工大学大学院 農学研究院 大川泰一郎准教授らの研究グループは、名古屋大学、農業生物資源研究所、富山県農林水産総合技術センターとの共同研究で、イネの茎を強くし倒れにくくすると同時に収量も増加させる遺伝子を発見しました。研究成果は１１月３０日火曜日に英国科学雑誌「Nature Communications」に掲載されました。

予算：農林水産省「グリーンテクノプロジェクト」QT-2009 (大川泰一郎)
農林水産省「新農業展開ゲノムプロジェクト」IPG-0003（松岡 信、大川泰一郎）
東京農工大学発表プレスリリース [ＰＤＦファイル：２２４キロバイト]
Taiichiro Ookawa, Tokunori Hobo, Masahiro Yano, Kazumasa Murata, Tsuyu Ando, Hiroko Miura, Kenji Asano, Yusuke Ochiai, Mayuko Ikeda, Ryoichi Nishitani, Takeshi Ebitani, Hidenobu Ozaki, Enrique R. Angeles, Tadashi Hirasawa and Makoto Matsuoka
New approach for rice improvement using a pleiotropic QTL gene for lodging resistance and yield
Nature Communications DOI:10.1038/ncomms1132

主な共同研究者

・大川泰一郎：東京農工大学大学院 農学研究院 准教授
・松岡　　信：名古屋大学 生物機能開発利用研究センター 教授
・矢野 昌裕：農業生物資源研究所 ＱＴＬゲノム育種研究センター センター長
・蛯谷 武志：富山県農林水産総合技術センター 主任研究員

問い合わせ先

・東京農工大学大学院 農学研究院 生物生産科学部門 大川泰一郎
電話場号：042-367-5672、ファクス：042-367-5671、電子メール：ookawa@cc.tuat.ac.jp
・名古屋大学 生物機能開発利用研究センター 松岡 信
電話場号：052-789-5218、ファクス：052-789-5226、電子メール：makoto@agr.nagoya-u.ac.jp
【掲載新聞】 １２月１日水曜日：日刊工業新聞、日本農業新聞、読売新聞、朝日新聞、中日新聞、富山新聞、１２月７日火曜日：化学工業日報
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