イネの遺伝子が「いつ、どこで、どの程度」発現しているかを解明し、
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1. | (独)農業生物資源研究所は、イネにおいて田植え以降に働いている遺伝子の発現1)に関する情報を網羅的に解析し、データベースRiceXPro (Rice eXpression Profile database)として公開しました。 |
2. | イネのゲノム上には約32,000個の遺伝子が存在すると推定されていますが、多くの遺伝子の機能は明らかになっていません。新品種の育成等に遺伝子情報を利用するには、遺伝子の機能を解明することが必須です。それぞれの遺伝子がいつ、どこで、どの程度働くのかという遺伝子の発現情報は、その機能を推測する重要な手がかりになります。 |
3. | そこで、田植えから刈取りまでの各生育ステージにおいて、イネの様々な部位における遺伝子の発現を網羅的に調べ、遺伝子発現データベース「RiceXPro」として公開しました(http://ricexpro.dna.affrc.go.jp/)。 |
4. | これらの情報は、イネだけでなく、オオムギ・コムギ等のイネ科作物の遺伝子の機能解明を加速させ、新品種の開発につながると期待されます。 |
研究代表者: | (独)農業生物資源研究所 理事長 | 石毛 光雄 |
研究推進責任者: | (独)農業生物資源研究所 元基盤研究領域長 (現 理事) | 廣近 洋彦 |
研究推進責任者: | (独)農業生物資源研究所 農業生物先端ゲノム研究センター | |
ゲノムリソースユニット長 | 長村 吉晃 | |
電話番号:029-838-7456、電子メール:nagamura@nias.affrc.go.jp | ||
研究責任者: | (独)農業生物資源研究所 農業生物先端ゲノム研究センター | |
ゲノムリソースユニット 任期付研究員 | 佐藤 豊 | |
ゲノムリソースユニット 主任研究員 | B.A.アントニオ | |
広報担当者: | (独)農業生物資源研究所 広報室長 | 小川 泰一 |
電話番号:029-838-8469 |
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