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研究成果の紹介
平成25年1月17日
独立行政法人 農業生物資源研究所

おコメの数を増やす遺伝子TAWAWA1を発見

PNASに掲載、2012年12月26日に東京大学で発表


農業生物資源研究所(生物研)ゲノムリソースユニットは、東京大学大学院農学生命科学研究科の経塚淳子准教授らを中心とする研究グループの一員として、作物の収量増につながる新規遺伝子TAWAWA1 (TAW1)をイネから発見しました。

本研究は、発生過程の制御が収量の増加にそのまま結びつく遺伝子を発見したものであり、実用化に直結する点で意義深いものです。さらにTAW1遺伝子はイネ以外の作物にも存在しており、今後、種子や果実を収穫する作物の収量増に広く利用できることが期待されます。

東京大学大学院農学生命科学研究科のプレスリリース
【発表論文】
Yoshida A.,Sasao M., Yasuno N., Takagi K., Daimon Y., Ruihong Chen, Yamazaki R., Tokunaga H,. Kitaguchi Y., Sato Y., Nagamura Y., Ushijima Y., Kumamaru T., Iida S., Maekawa M., and Kyozuka J.
TAWAWA1, a regulator of rice inflorescence architecture, functions through the suppression of meristem phase transition (2012)
PNAS 110 (2): 767-772. doi:10.1073/pnas.1216151110

【掲載新聞】 1月11日金曜日:産経新聞、3月5日火曜日:日本経済新聞(関連記事)

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