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> 農業生物資源研究所から農研機構花き研究所に分与された野生株のペチュニア種子に遺伝子組換え体が混入していたと考えられる件について
お知らせ
2016年3月25日
国立研究開発法人農業生物資源研究所
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
農業生物資源研究所から農研機構花き研究所に分与された野生株のペチュニア種子に遺伝子組換え体が混入していたと考えられる件について
3月4日に農研機構ホームページでご報告した「農研機構花き研究所において一般ガラス温室で栽培していたペチュニアが遺伝子組換え体と疑われる件」について、本ペチュニアが遺伝子組換え体であることが確認されました。
遺伝子組換え体は、本ペチュニアの分与元である農業生物資源研究所で混入した可能性が高いことが判明しました。
本ペチュニアが野外に漏出した可能性は低いと考えられます。
概要
農研機構花き研究所の一般ガラス温室で栽培されていたペチュニア(野生株)が、遺伝子組換え体である疑いがある旨の第一報を、3月4日付けで農研機構ホームページに掲載しました。
その後、DNA解析等を行った結果、①本ペチュニアが遺伝子組換え体であることが確認されたほか、②組換え体の混入が本ペチュニアの分与元である農業生物資源研究所の段階で起きていた可能性が高いことが判明しました。なお、農業生物資源研究所及び花き研究所から他の研究機関に分与されたものも含め、本ペチュニアの追跡調査を行った結果、現段階において本ペチュニアが野外に漏出した可能性は低いと考えております(
別紙:調査の詳細
)。
さらに、野外への漏出可能性等を調査・検証し、漏出防止に万全を期するとともに、今後、このような事態が生じないよう文部科学省及び農林水産省の御指導を受けつつ、再発防止策を検討して参ります。
地元つくば市をはじめ関係の皆さま方にはご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。
問い合わせ先など
国立研究開発法人農業生物資源研究所
担当者:安全管理室長 立石 剣
問い合わせ先:広報室長 谷合 幹代子(029-838-8469)
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
総合企画調整部企画調整室 兼松 誠司 (029-838-7699)
本資料は筑波研究学園都市記者会に配付しています。
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