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【要旨】 【授業内容】 【問い合わせ先】 【参考資料】 【用語説明】

【参考資料】

  1. 対象教科:技術・家庭科および総合学習
  2. 授業内容の柱
    • 歴史と伝統文化を育んだ養蚕業
    • 次世代に継ぐべき再生可能な繊維資源としての養蚕・製糸
    • 新たな昆虫利用産業創出について
  3. 必要なシステム
    • テレビ会議システム:テレビ会議ソフトウェア(名称:Skype)およびWebカメラ
    • カイコ飼育状況モニタシステム:ネットワークカメラ(生物研育種素材実験棟内に設置したカメラを、崇広中学からカメラの方向、拡大率を変更できる。)
    • インターネット接続回線
      MAFFIN*2(生物研)←→伊賀上野ケーブルテレビ株式会社(崇広中学)

【用語説明】

  1. 伊賀くみひも
       伊賀くみひもの起源は古く、奈良時代以前といわれ、主に仏具や武具の紐として作られてきました。伊賀の地域産業として本格的な発展は、明治中期に広沢徳三郎が江戸の組紐技術を習得し三重県上野市で開業してからです。高台・丸台・角台・綾竹台などの伝統的な組台で、絹糸を主に、金属糸などを組み糸に使って、繊細な美しさをもつくみひもを生産しています。手作りで生産される手組み紐は、全国生産量のおよそ90%で全国第1位であり、昭和51年には国の伝統的工芸品に指定されています。伊賀は、四方を山々に囲まれ、能楽の観阿弥・世阿弥、俳句の松尾芭蕉を輩出し、忍者の里としても知られています。くみひもは、伊賀の歴史とともに服飾の体系と深く関わり、重要な役割を担ってきました。一つ一つの組目の中に、伊賀の人々の組紐への深い想いが込められています。
    図:丸台 図:組ひも 図:製品
    丸 台組ひも製 品
  2. MAFFIN
       農林水産研究情報・計算センターを中心として、全国に80箇所以上の研究施設等を接続するネットワークであり、MAFFIN上では、衛星画像受信・解析システム、気象データ利用支援システム、多機能な高速並列処理を目指したPCクラスタシステム等の大容量のデータを取り扱うシステム等が研究活動のために運用されています。

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