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プレスリリース
平成19年2月6日
独立行政法人 農業生物資源研究所

(独)農業生物資源研究所がシンポジウム
「ダイズゲノムの解明と活用」を開催


  独立行政法人農業生物資源研究所は、3月7日(水)にシンポジウム「ダイズゲノムの解明と活用〜日本の食糧の充実化を目指して〜」を開催します。

  本シンポジウムでは、ダイズに焦点を当て、そのゲノム解析の現状と今後の遺伝・育種研究への利用について、ダイズに関連した研究の第一人者である6名の研究者の講演があります。

  具体的な講演内容は、マメ科植物のゲノム解析や材料の整備、ダイズの形状や収量に関与する遺伝子の同定、乾燥ストレスで誘導される遺伝子あるいは種子の形成時に発現する遺伝子の解析、ビタミンE等の機能性成分に富むダイズの育成、食品素材としてのダイズの利用事例等が発表されます。

  ご承知のとおり、イネにおいてはゲノム塩基配列の完全解読が終了し、その成果を利用して、イネの研究・育種が加速的に発展しています。一方、イネに次ぐ日本の主要作物であるダイズでは、ゲノム研究はほとんど進展しておらず、食糧資源充実化の上から早急に研究を進めることが求められています。

  本シンポジウムにより、わが国のダイズ研究者及び関連組織での連携が深まり、ダイズゲノムのネットワーク作りが図られ、新たな食品素材となるダイズ育種研究の発展につながっていくことが期待されます。

日時:2007年3月7日(水)12:45〜17:00(受付開始12:15より)
会場:コクヨホール 東京都港区港南1−8−35(電話:03−3450−3712)
(品川駅港南口より徒歩1分)
http://www.kokuyo.co.jp/service/kokuyohall/srs_top.html
プログラム:参考資料http://www.daizugenome-sympo.com
主催:独立行政法人農業生物資源研究所
参加費:無料(事前に http://www.daizugenome-sympo.com からご登録下さい。)

【問い合わせ先】
研究代表者:農業生物資源研究所 理事長石毛光雄
シンポジウム担当者:農業生物資源研究所 研究企画調整室
グリーンテクノ計画推進事務局
電話:029-838-7067、ファクス:029-838-7416
E-mail:greentechno@nias.affrc.go.jp
川東広幸
広報担当者:農業生物資源研究所 広報室長
電話:029-838-8469
新野孝男
シンポジウムについての問い合わせ先:ダイズゲノムシンポジウム事務局
イベントは終了しました。



【掲載新聞】 2月14日(水):化学工業日報

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