(埼玉県秩父市)

染め織りの郷ちちぶ銘仙館

住所: 埼玉県秩父市熊木町28−1(〒368−0032)

開館時間/休館日: 9:00〜16:00(体験受付は15:00まで)/年末年始(12月29日〜1月3日)

入場料: 一般 200円、小中学生 100円

案 内: 国道140号線を南下して秩父市役所の前で右折し、羊山公園の方に1区画ほど入ったところにあります。秩父市が作った案内板には、次のように書かれています。“この施設は、昭和5年9月に秩父絹織物同業組合(現秩父織物商工組合)が秩父地域の繊維産業の向上と振興を図るため建築し、埼玉県秩父工業試験場を誘致いたしました。 昭和58年4月に埼玉県繊維工業試験場秩父支場に改組され、秩父地域繊維産業の発展のために大きな役割を果たしてきましたが、平成10年3月に県内工業試験場の再編・統合で廃止されることになりました。 本館はアメリカ人建築家ライト氏が考案した大谷石積みの外装や昭和初期の特徴的な装飾との調和が建築的に非常に優れており、三角屋根の工場棟や渡り廊下も含め、平成13年10月に国の登録有形文化財に指定されております。 このたび、ちちぶ銘仙館として、秩父織物・銘仙等の歴史上貴重な史料の展示や伝統的な技術を伝承するための施設として、昭和初期の面影を残した形で改修いたしました。 秩父銘仙の歴史を刻んだ建物をごゆっくりご覧ください。 2002年1月”。
 入口を入って右に事務所、左にショップがあります。その奥に長い渡り廊下が続き、かつて実験室であったと思われる作りの部屋が展示室になっています。

 
左:本館にあるショップ、右:本館から続く長い渡り廊下

一番奥の建物を入ると左手に比較的大きな展示室があり、秩父銘仙の歴史のパネルや戦前の宣伝ポスター、色々な色柄の着物などが展示されています。

 

 奥の建物の右手では、手染めや手織りの体験ができるコーナーがあります。

その他の情報: TEL:0494−22−4112  FAX:0494−24−1180 


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