(埼玉県横瀬町)

横瀬町歴史民俗資料館

住所: 埼玉県秩父郡横瀬町大字横瀬2000番地(〒368−0072)

開館時間/休館日: 9:00〜16:30(ただし入館は16時まで)/国民の祝日、毎週月曜日(祝祭日が重なった場合は翌日)・年末年始(12月28日〜1月4日)

入場料: 一般(高校生以上) 200円、 小中学生 無料

案 内: 秩父市から飯能市に抜けていく国道299号線沿いに、横瀬町歴史民俗資料館があります。資料館は、戦後の生活環境の変化に伴って、失われつつある文化遺産を収集保存し、展示公開して、町民の教育文化の向上に役立てることを目的にして昭和57年10月に開館されました。入口を入った展示ホールでは、武甲山御嶽神社の宮殿と和田河原の花火が展示され、右側の常設展示室では、「武甲山をめぐる自然と生活」「地場産業の移り変わり」を中心テーマに展示されています。
 地元の産業の一つに養蚕と、絹織物があります。

 展示説明によると、“「根古屋」と呼ばれ裏地の代名詞にまでなった無地の絹織物は、根古屋城主朝見(浅見)伊賀守慶延が奨励して広く行われるようになったともいわれている。江戸時代には農家の副業として織られ、秩父神社大祭の日を中心に開かれていた絹市で取引された。横浜開港以来、輸出生糸の生産に追われて織物は減少しつつあったが、町では玉糸、太糸を利用した白太織りが織られ、丈夫な普段着としての秩父銘仙は広く愛用された”とありました。

その他の情報: TEL:0494−24−9650  国道299号線から北に向かって「武甲の湯」の先に行くと、かつて銘仙工場のあった所に、織姫神社が残っていました。


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