(山形県米沢市)
原始布・古代織参考館
住所:山形県米沢市門東町1丁目1−16(〒992-0039)
開館時間/休館日:10:00〜16:00(正午〜13:00は休館)/「年中無休を原則としていますが、都合により休館することもありますのでできるだけ予約をお願い致します」となっています)
入場料:大人 300円、小・中学生 100円
案 内:この「参考館」は、米沢に生まれ米沢産地織物に携わってきた山村精(まさし)氏が、昭和40年頃から日本の原始布や古代織物の復元と存続に取り組み、その時の参考にした資料を展示した私設の資料館です。気候風土に恵まれない東北の各地で、人々が山野に自生する種々の材料から糸を作り生み出してきた古代布を、山形・新潟・福島の3県6ヶ所から発掘し再現を試みておられますが、その種類も編衣(あんぎん)、藤布(ふじふ)、しな布、楮布(こうぞふ)、葛布、麻布、蕁(いらくさ)布、苧(からむし)布、ぜんまい紬織、紙布、琴糸織、裂織・つづれ織、古典刺子等多様な織物が展示されています。
この写真は、入口を入ったすぐのところですが、この2階に各種の東北古典刺子の展示場があり、左の暖簾の奥の(一番上の写真で母屋に続く土蔵の部分)1階、2階には、各種の編具、弥生機、手織道具、古代織に関する各種参考資料と文献等も展示されています。
その他の情報:Tel 0238-22-8141 FAX 0238-22-8142 参考館の奥には、復元した作品の専賣處「出羽の織座」もあります。「原始布・古代織参考館」は、「米沢織物歴史資料館」のある米織会館・別館のすぐ南にあります。