イベントのご案内 |
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平成14年9月12日 独立行政法人 農業生物資源研究所 |
昆虫は4億年にわたる進化の過程で海洋を除く地球上のあらゆる環境に適応し、様々な「特異機能」や多様な「生体高分子」、「有用タンパク質」を生産する能力をもつことから、「21世紀最大の未利用生物資源」として世界が注目しています。
(独)農業生物資源研究所は、これまでの蚕糸・昆虫研究の蓄積をもとに、世界の昆虫研究をリードする中核拠点として、絹フィブロインなど昆虫由来素材の加工による生活・医療用品等の開発、昆虫を利用して合成困難なタンパク質を生産する「昆虫工場」など、カイコを中心とする昆虫利用の技術開発を目指し研究を進めています。
本ワークショップでは、カイコを中心とする昆虫および絹フィブロインなどの昆虫由来素材の利用について、最近の研究成果や今後の産業化を展望するとともに、「昆虫工場」、「昆虫由来新素材」、農業用、衛生害虫用「ゲノム創薬」の3分野に分かれて、産業振興に向けたフリーディスカッションや意見交換を行い、養蚕・蚕糸業と蚕糸・昆虫研究の基盤の上に新たな昆虫産業を振興するための方策を検討します。民間企業、大学、都道府県、報道機関等の皆様の幅広い参加をお待ちしております。
1.県内産原材料を活用した昆虫製品開発の将来 | 農業生物資源研究所 | 川崎建次郎 |
2.医用材料としての絹タンパク質利用の将来 | 群馬大学工学部 | 甲本忠史 |
3.カイコの品種改良による「抗菌性絹タンパク質の生産」に向けて | 群馬県蚕業試験場 | 桑原伸夫 |
4.カイコによるクモ糸タンパク質の生産 | 信州大学繊維学部 | 中垣雅雄 |
5.絹タンパク質の多用途利用 | 東京農業大学農学部 | 長島孝行 |
企画室 研究調整官 | 木内 信 | 電話:0298-38-7438 |
広報普及課長 | 下川幸一 | 電話:0298-38-7004 |
参加申込先 |
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【昆虫産業創出ワークショップ事務局】
近藤惟義(E-mail: kondo@staff.or.jp 電話03-3586-8644、FAX 8277)
社団法人 農林水産業先端技術産業振興センター内
〒107-0052 東京都港区赤坂1-9-13
(その他下記でも受け付けております)
○ 独立行政法人 農業生物資源研究所 企画室 木内 信
(mkiuchi@affrc.go.jp、電話0298-38-7438、FAX 7416)
○ 社団法人 農林水産技術情報協会 参与室 岡田利承
(tokada@afftis.or.jp、電話03-3667-8931、FAX 8933)
○ 群馬県蚕業試験場栽桑育蚕部 清水 治
(shimi-osa@pref.gunma.jp、電話027-251-5145、FAX 5147)