国立研究開発法人農業生物資源研究所 遺伝子組換え研究センター

遺伝子組換えカイコ研究開発ユニット

2016.4.1以降  国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 

生物機能利用研究部門 新産業開拓研究領域

カイコ機能改変技術開発ユニット

Transgenic Silkworm Research Unit

東京大学大学院 新領域創成科学研究科 先端生命科学専攻 応用資源生物学分野 連携講座*

*連携講座とは、学外の研究機関に設置され、基幹講座に無い「生命科学の応用現場」をもつ研究分野の講座のこと)

 
 

大学院生(修士・博士)募集中


2016.4.1 組織統合に伴い、組織名が以下に変わります(研究内容はほとんど変わりません)。 サーバ管理変更につき、しばらくこのwebサイトの更新は出来ないと思われます。 new

国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 

生物機能利用研究部門 新産業開拓研究領域

カイコ機能改変技術開発ユニット


2016.3.20~ 瀬戸内国際芸術祭でのスプツニ子!さんの豊島での展示に少々協力させていただいています。お楽しみに。詳しくはスプツニ子!さんのtwitter等でどうぞ。

3.20 いよいよ展示が始まりました(こちらこちらこちら)。 new


2016.3.20 21:54~20:00 TBS「ワザビト」で、生物研の遺伝子組換えカイコ研究について紹介されました。 new


2016.3.28 遺伝子組換えカイコによる医薬品原料・医療用素材等の開発の手引きを公開しました(こちら)。 new


2016.1-2 遺伝子組換えカイコのH27年度の第一種使用の飼育管理及びモニタリング調査結果を公開しました(こちらこちら)。 new


2016.3.11 立松謙一郎が、茅場町サン茶房でのサイエンスカフェにて「カイコでくすりがつくれるミライ」というお話をします(くわしくはこちら)。


2016.3.14 GMカイコの実用化を強力に推進してこられた生物研町井理事による講座「甦る蚕の力 〜養蚕の歴史から最先端技術まで〜」が開催されます(こちら)。


2016.2.25 毎日新聞「科学の森」にて下桐記者による「蚕のたんぱく質で医薬品 絹糸腺での合成速度は培養細胞の100万倍以上」が掲載されました(こちら)。


2016.1.26 坪田拓也が、北大の滝谷先生らと共同で、胚発生で前後軸決定等に関わるホメオティック遺伝子群の一つAntennapediaが、絹糸腺で大量に発現している遺伝子の制御に関わるマスター遺伝子の一つであることを示唆する論文を、JBC誌で発表しました(こちら)。分子生物学勃興期から行われてきた絹糸腺での遺伝子発現調節メカニズムの解明が進みつつあります。

2016.2.12 プレスリリースを行いました(こちら)。2.15化学工業日報や、2.25 財経新聞(こちら)などで取り上げていただきました。


2016.2.16 日経産業新聞西山記者による「解剖先端拠点」で、生物研遺伝子組換え研究センターが紹介されました。


2016.2.12 日テレnews every「会議のミカタ」でカイコでの有用物質生産について紹介される予定です。


2016.2.10 生物研 新素材研究開発ユニット主催による第10回「フィブロイン・セリシンの利用」研究会(案内pdfはこちら)が開催されます。

 じつは今参加中ですが、フレキシブルシルク電極の紹介などどれも大変面白いです。


2016.2.5 日経バイオテクONLINEで「生物研の組換え蛍光シルク、緑に続き青と橙も群馬でカイコ飼育へ 高染色性シルクとクモ糸シルクが続く」という記事が紹介されました(こちら)。


2016.2.2 日経バイオテクONLINEで「群馬「カイコ産業の未来」第8回シンポは2週前に定員超過 浜縮緬組合と西陣織老舗も講演」という記事が紹介されました(こちら)。


2016.1.13-26 朝日新聞川戸記者による夕刊連載「御蚕様をたどって(全10回)」に協力しました(こちらこちらなど)。


2016.1.28-2.2 宝絹takaraginu展に出展協力しています。詳しくはこちら


2016.1.29 第8回公開シンポジウム「カイコ産業の未来」

-高機能シルクの実用生産に向けて- が群馬県庁2階ビジターセンターで開催されます。組換えカイコ・シルクを利用した研究と産業化の動向に関する最新情報が紹介されます。 詳細・申し込みはこちら。それにあわせて、

2016.1.26-1.31 群馬県庁1階県民ホールで、光るシルクやクモ糸シルク、カイコで作った検査薬・化粧品が展示されます。(世界遺産・絹文化継承フェスタでの特別展示「すごいぞ!カイコの底力!)

 1.31 開催2週間前に満員になり、参加を断らざるを得ない方も出てしまい、申し訳ありませんでした。シンポジウムと意見交換会は盛況で、この分野の盛り上がりと未来を感じさせるものとなりました。


2015.12.24 小泉進次郎自由民主党農林部会長が視察に来所され、蛍光シルクの成果も紹介されました(こちら


2015.12.15-2016.1.24 静岡科学館 巡回展「ノーベル賞を受賞した日本の科学者」に出展協力しました。


2015.11 鈴木誉保が、パリティ11月号に「コノハチョウの擬態の進化を数学でさぐる」という題で寄稿しました。


2015.11.28-29 第21回日本野蚕学会が東京農業大学世田谷キャンパスで開催されます(こちら)。11/29のワークショップ「シルク産業のこれからー2」で瀬筒が講演します。


2015.11.28 NHK サイエンスZERO再放送があります。

2015.11.22 NHK サイエンスZEROで、カイコ昆虫工場と蚕業革命に向けた取り組みが取り上げられました(こちら)。 

11.22 NHK Eテレ 23:30-24:00(再放送 11.28 12:30-13:00)

(予定よりも1週間早まりました)


2015.12.1-4 第38回日本分子生物学会が神戸ポートアイランドで開催されます(こちら)。発表数件やNBRPカイコ展示等に協力します。


2015.11.18-20 東京ビッグサイトでアグリビジネス創出フェアが開催されます(こちら)。11.20に瀬筒が「新たなカイコ産業の創出に向けて」という題でセミナーを行います(こちら)。

 11.18  生物研が共同研究を進めてきたニットーボーメディカル(株)の「遺伝子組換えカイコを用いたヒト・動物診断薬の開発」の業績が認められ、H27年度農林水産大臣賞が授与されることになり、表彰式が行われます(こちら)。


2015.8.11 立松謙一郎が、国立医薬品・食品衛生研究所の多田さんと共著により、カイコで生産した抗体医薬品の特性を明らかにした論文を、専門誌(mAbs誌)で発表しました。糖鎖構造の違いにより、抗がん剤の抗体依存性細胞傷害(ADCC活性)が高いことを明らかにしました(こちら

 11.2  mAbs誌の表紙を飾りました(こちら)。抗体の専門誌の表紙をカイコが飾るとは面白いです。


2015.11.2 クモ糸シルクの開発研究に「貞明皇后蚕糸記念褒賞」が与えられました(こちら)。


2015.10 岡田と飯塚が貢献した、繭糸の引っ張り強度に関する論文がJIBS誌に掲載されました。


2015.9.9-10.28 農業生物資源研究所がオープンカレッジ(全7回)をつくば市で開催します(こちら)。10/28に瀬筒が「カイコの遺伝子組換え利用 -昆虫利用の新展開- 」という題で講義します。

 9.9 第一回目の廣近理事長の講義の様子はこちら


2015.10.26 信州大の塩見さんに協力した、休眠関連遺伝子のノックアウトによる機能確認に関する論文がScientific Reports 誌に掲載されました(こちら


2015.10.26 笠嶋(炭谷)めぐみらが生物研の畠山さんや基生研の新美さんらに協力した、カブラハバチやナミテントウでの遺伝子ノックアウトに成功した論文が Insect Molecular Biology誌に掲載されました(こちら


2015.10.20 小林功らが群馬大の武田先生に協力した、GPCRの一種μオピオイドレセプターを組み込んだ遺伝子組換えカイコ等を用いたアゴニスト探索法の開発に関する論文が European Journal of Pharmacology誌に掲載されました(こちら


2015.10.24-12.24 日本絹の里(群馬県)第34回企画展「皇居のご養蚕と養蚕業の歴史・未来」に生物研が出展協力します(こちら)。10/31には瀬筒が「カイコ産業の未来について」という題で講演を行います。


2015.10.31 つくば科学フェスティバルで生物研が「まゆ玉人形をつくろう!」という企画をするそうです。


2015.10.15-16 シルク・サミット2015 in 滋賀長浜 が開催され、立松謙一郎が「カイコを用いた組換えタンパク質生産」という題で講演します(こちら)。


2015.10.1 笠嶋(炭谷)めぐみが、マウスのBax遺伝子を用いてカイコで組織特異的に細胞死を誘導するシステムを構築した論文が Insect Molecular Biology誌に掲載されました(こちら


2015.9.26-27 平成27年度蚕糸・昆虫機能利用学術講演会(北海道大学)が開催されます(こちら)。多くのカイコ研究の発表があります。


2015.9.6 TBSテレビ「がっちりマンデー!!(7:30-8:00)

で光るシルクが紹介される予定です。予告動画も見られます(こちら)。

 9/6 結構がっちり紹介していただきました。


2015.9.4 群馬県蚕糸技術センターで平成27年度遺伝子組換えカイコの第一種使用等による試験飼育(2回目)が開始されました(こちら)。

(第一種使用等とは、「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」に基づいた開放系(本実験では隔離飼育区画)での使用のこと)


2015.9.1 生物研で平成27年度遺伝子組換えカイコの第一種使用等による試験飼育(3回目)が開始されました(こちら)。 


2015.9.2 二橋美瑞子(現 茨城大准教授)、立松謙一郎らによる、カイコのピンク眼白卵突然変異peの原因遺伝子Bm-cardinalを同定しオモクローム色素合成に重要であることを示した論文がHeredity誌に掲載されました(こちら)。


2015.8.15 田村らが、ウクライナのDr. Klymenko、チェコのDr. Sehnalと共同執筆した、単為発生を利用したカイコの遺伝子組換え法に関するレビューが発表されました(こちら)。


2015.8.14 立松謙一郎が、東京農工大の朝倉教授らに協力した、血管内皮細胞増殖因子VEGFや細胞接着因子RGDを組み込んだシルクを用いた人工血管が優れた血管再生能を持つことを示した論文が Journal of Materials Chemistry B 誌に掲載されました(こちら)。


2015.8.29 日本テレビ「世界一受けたい授業(19:56-20:54)で光るシルクが紹介されました。


2015.8.24-28 農林水産省(東京都千代田区霞が関1-2-1)「消費者の部屋」特別展示にて、「すごいぞ!カイコの底力!」という展示が行われる予定です。スプツニ子!展の西陣織の衣装や、遺伝子組換えカイコを用いて作った検査薬や化粧品等が展示されました(こちら)。

 スプツニ子!展の衣装をお見逃しなく。 詳しくはこちら

 8/25 朝日新聞TV朝日日本農業新聞等で紹介されました。


2015.8.1 ANA国際線の機内誌(WINGSPAN 国際線)8月号で、日本の養蚕の現状から組換えシルクの開発まで紹介された記事が紹介されています(8月号はこちらこちら

 「REELING IN SILK」という題で、日本外国特派員協会長

Lucy Birminghamさんに素晴らしい記事(英語・中国語のみ)を書いて頂きました。日本の養蚕の歴史からスプツニ子!ドレスまで紹介されています。



2015.7.18-8.31 つくばエキスポセンター 特別展「ひかり~身近な光の科学~」が開催されます(こちら)。8/15には、冨田秀一郎がミニ講演会「光る繭の仕組みを知ろう」で講演します。ホタル等の色々な光る虫の写真の紹介などもあります。

 8/15の講演会は大変盛況だったとのことです。


2015.7.14-9.6 相模川ふれあい科学館「SF(すごく不思議な)昆虫展 ~地球は昆虫の惑星だった~」に協力し、光る繭を展示しています。(こちら)。


2015.7.18 鈴木誉保が「枯れ葉そっくりに擬態したチョウの進化」という題で寄稿した 現代化学8月号が発売されました(こちら)。

 昨年発表した枯葉擬態模様に関する論文は、15 images from 15 years of the BMC series に選ばれ、Current BiologyのMasqueradeに関するレビュー等でも紹介されました。


2015.8.6-8 夏休みの中学生・高校生のためのサイエンスイベント「サイエンスキャスティング2015」が開催されます(こちら)。当研究室でも数名受け入れて、卵への顕微注射、GFPタンパク質抽出、光るカイコの解剖観察等の充実した実習を行います(こちら)。

 今年は、高校生2名と中学生1名が参加し、熱心に各実習を行いました。翌日のプレゼンでは第1位をとったとのことで、おめでとうございます。 初日の様子が常陽新聞ニュースで紹介されました(こちら)。

 8/24茨城新聞で紹介されました(こちら)。


2015.8.4-5  2015年つくばちびっ子博士 が生物研大わし地区で開催されます(こちら)。チョウやカイコ等の生きているムシの展示、光るマユや糸の展示、マユ(普通のマユ)工作もあります。

 2日間で1805名の来場者があったとのことです。


2015.7.31  「考えるあかり」サイトがローンチされ(こちら)、創刊時に「闇に浮かぶ白い天使、光るシルクが紡ぐ未来のファッション」という記事が掲載されました(こちら)。 


2015.7.21 生物研の大門さんらに協力した、幼若ホルモン(JH)関連遺伝子のノックアウトカイコを用いた画期的な研究成果がPNAS誌に掲載されました(こちら)。カイコならではのモザイク解析等による面白い表現型が満載です。プレスリリースはこちら。 


2015.7.16 坪田拓也による、野蚕の1種エリサンの絹糸腺で発現している遺伝子の解析に関する論文が掲載されました(こちら)。


2015.7.16 NHK教育テレビ番組「高校講座:科学と人間生活」の第7回「衣料の科学」が7月16日(木曜日)14:00~14:20に放送され、 遺伝子組換えカイコがつくる新しいシルクが紹介されました(こちらで見られます。生物研スナップショットはこちら)。





過去の新着情報はこちら


2015.4.1 組織名称が、独立行政法人農業生物資源研究所から、国立研究開発法人農業生物資源研究所 に変更になりました。


2013.10.1 当研究室は東京大学大学院 新領域創成科学研究科 先端生命科学専攻 応用生物資源学分野の連携講座になりました。大学院生を募集します。


2013.11.20 遺伝子組換えカイコ研究開発ユニット 兼 大学院連携講座の独自ホームページを開設しました。(公式ページはこちら

新着情報2016.3.29更新)   過去の新着情報

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桂由美氏らとの異業種連携により共同試作したドレス(Advanced Functional Materials誌2013.11.13号の内表紙)

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光る浜ちりめん(「竹取物語」をイメージした舞台衣装):(独)農業生物資源研究所と浜縮緬工業協同組合の共同試作。アマルガム社及び理化学研究所が開発した蛍光タンパク質を使用。デザイン:田中秀彦&大野知英(成安造形大学)、出演:古田敦子(ミーム・コーポレル・ドラマティック・アクター)

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蛍光シルクで出来たネクタイなどをプレゼントしたところ、大喜びのMartin Chalfieコロンビア大教授(緑色蛍光タンパク質(GFP)の発見と開発によって2008年に下村先生とノーベル化学賞を共同受賞)

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カイコ等で効率的な遺伝子ノックイン法を開発 (2014.11.20, Nature Communications)

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コノハチョウの枯葉模様はどのように進化してきたか? (2014.11.25, BMC Evol. Biol.)

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カイコで生産された抗体医薬品の特性評価に関する論文を発表(抗体専門誌mAbsの表紙、 2015.11.2)