品種詳細

ほしこがね

カンショ「ほしこがね」は、「シロタ」障害の発生がほぼみられず、蒸切干の外観・食味が良好な蒸切干加工用品種で、多収性品種「タマユタカ」に近 い収量性を有する。

主要特性

  • 「ほしこがね」(旧系統名:関東131号)は、やや多収でいもの外観が優れる 「関東120号」を母、でん粉の糊化温度が低い「クイッ クスイート」を父とする交配組合せから選抜した品種である。
  • 蒸切干の「シロタ」が「無」と、育成地では発生がみられない。
  • 蒸切干の肉色は淡黄で、外観が優れる。蒸切干の食味は「やや上~上」であり、「タマユタカ」並みまたはやや優れる。
  • 上いも収量は「タマユタカ」の9割程度と、ほぼ同等である。
  • サツマイモネコブセンチュウ抵抗性が「タマユタカ」より優れる。
出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
26789
(2012年3月 1日)
2012年6月19日 23267
(2014年3月12日)
25年
(満了日:2039年3月12日)
交配組み合わせ 旧系統名
関東120号×クイックスイート 関東131号