品種詳細

きらきら銀河

エルシン酸を含まずグルコシノレートが低いダブルローなたね「きらきら銀河」は食用油に適し、ミールの多角的利用が可能である。標準品種と比較し、収量性がやや高く収油量も多い、寒冷地向きの品種である。

主要特性

  1. 「きらきら銀河」は、2003年、ダブルローで多収の「CASCADE」 (農業生物資源ジーンバンク JP番号36290) を種子親に、ダブルロー品種「キラリボシ」を花粉親として交配、育成された、秋播きの食油用品種である。2014年の世代は、F12である。
  2. 「きらきら銀河」は「キザキノナタネ」と比較して、開花期及び成熟期はやや早く、草丈がやや高い。菌核病罹病指数が高い傾向にある。収量性はやや高く、含油率も高い傾向にあり、収油量が高い。子実中の総グルコシノレート含量は、「キラリボシ」と同等で低く、ダブルロー品種である。

栽培適地

寒冷地向き。

出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
30256
(2015年6月10日)
2015年9月29日 26955
(2043年8月13日)
25年
交配組み合わせ 旧系統名
CASCADE x キラリボシ 東北99号

品種の利用許諾について