品種詳細
九州15号
エンバク「九州15号」は関東以西の低標高地向き、夏播き栽培用の倒伏に強い極早生品種です。九州の低標高地で9月下旬に播種しても年内の出穂程度が高く多収です。
主要特性
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出穂は、夏播き栽培の標準播きで既存品種の中で最も早い「はえいぶき」や「スーパーハヤテ隼」より5日以上早い極早生の品種です。9月下旬播種でも年内の出穂程度が高いです。
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耐倒伏性に優れ、「はえいぶき」や「スーパーハヤテ隼」より倒伏しにくい品種です。
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乾物収量は夏播き栽培(標準播き)で 「はえいぶき」比99%、9月下旬に播種した場合は「はえいぶき」比112%です。
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重要病害の冠さび病に対する抵抗性は「極強」で、各種病害には既存品種と同程度の抵抗性を示します。
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推定TDN含量は「はえいぶき」よりやや低く、粗蛋白質含有率は「はえいぶき」と同程度です。
出願番号 (出願日) |
公表日 | 登録番号 (登録日) |
育成者権の存続期間 |
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21495 (2007年9月25日) |
2007年12月21日 | 17461 (2009年2月26日) |
25年 (満了日:2034年2月26日) |
交配組み合わせ | 旧系統名 | ||
Coker 820/九州3号 |