品種詳細

スナイパー

スナイパー

「スナイパー(A19)」は既存品種の中でも出穂が最も早く、九州地域では9月中に播種すれば年内に出穂し、多収となります。また、倒伏程度が既存品種より低く、粗蛋白質含量やTDN含量は出穂の早晩が同程度の「九州15号」より高くなります。サツマイモネコブセンチュウに対する増殖抑制については「たちいぶき」と同程度です。

主要特性

スナイパー

  • 夏播き栽培での出穂は「たちいぶき」や「スーパーハヤテ隼」より早く、九州地域では9月中に播種すれば年内に出穂します。

  • 乾物収量は、9月前半播種では「たちいぶき」比96%ですが9月後半播種では「たちいぶき」比110%の多収です。

  • 倒伏程度は低く、耐倒伏性に優れます。

  • 葉枯病および冠さび病の罹病程度は既存品種と同程度です。

  • 飼料品質は既存品種と同程度です。

  • 九州の夏播き栽培(9月中の播種)でサツマイモネコブセンチュウの増殖を抑制します。

出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
27049
(2012年5月21日)
2012年8月21日 23056
(2014年2月28日)
25年
(満了日:2039年2月28日)
交配組み合わせ 旧系統名
たちいぶき/隼 A19