品種詳細

Ho123

「Ho123」は、中生のデント種で、すす紋病抵抗性と耐倒伏性が強く、組合せ能力は高く、採種性に優れるサイレージ用トウモロコシの親自殖系統です。一代雑種品種の親系統として利用できます。

主要特性

  • 粒質は"ややデント"、早晩性は"中生の晩"に属する。
  • 耐倒伏性は"強"である。
  • すす紋病抵抗性は"やや強"、ごま葉枯病抵抗性は"やや強"である。
  • フリント種との組合せ能力は高く、デント種との組合せ能力も比較的高い。本系統を片親とする単交雑F1組合せの平均乾物収量は、同熟期の普及品種に近い水準にある。
  • 採種性は、放任受粉下での採種量が実収量で68.7kg/aと高い。花粉飛散程度は"中"である。
  • 初期生育は"中"、稈長および着雌穂高はやや低く、稈径はやや細い。上位葉角度はやや立っている。雄穂の一次枝梗数はやや少ない。雌穂の粒列数は平均14.5列である。
出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
31028
(2016年4月 8日)
2016年7月27日 28323
(2021年1月26日)
25年
(満了日:2046年1月26日)
交配組み合わせ 旧系統名
( Ho59 × Ho72 ) / DK567 Ho123