特許詳細
発情周期を繰り返している豚における過排卵処理法
目的
特定のホルモン剤を順次投与して過排卵を誘発することにより、多数の胚を効率的に回収することが可能となり、これらの胚には変性胚が少ないため、DNA注入や培養、胚移植、及びそれによるトランスジエニツク豚の作出等に適した胚が得られる過排卵処理を行う。
構成
発情周期を繰り返している豚(例:生後5カ月以上の純粋種又は2元若しくは3元交雑種等)に、黄体退行作用を持つホルモン剤(例:プロスタグランジンF2α又はその類縁物質等)を投与して黄体を退行させ、次いでこの豚に卵胞を発育させるホルモン剤(例:妊馬血清性性腺刺激ホルモン、卵胞刺激ホルモン等)及び排卵を誘発するホルモン剤(例:黄体形成ホルモン、ヒト繊毛性性腺刺激ホルモン、性腺刺激ホルモン放出ホルモン若しくはその類縁物質等)を投与して過排卵を誘発する。
出願日 | 出願番号 | 公開日 | 公開番号 | 登録日 | 登録番号 |
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2001年1月 5日 | 2001-000516 | 2002年7月23日 | 2002-205946 | 2005年9月 2日 | 3713531 |
出願人 | |||||
機構内発明者 | |||||
岩村 祥吉、吉岡 耕治、鈴木 千恵 |