イベント・セミナー詳細

一般 専門家 生産者

農林水産省委託プロジェクト研究「薬用作物の国内生産拡大に向けた技術の開発」
公開セミナー
令和の薬草政策を語る ~伝統知と共に育む篤農技術確立の道~
※申込みの締切を7月16日(火曜日)まで延長します!

情報公開日:2019年6月 6日 (木曜日)

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趣旨

日本最古の朝廷が置かれた大和地方(奈良県)は、中国医学の伝来後、薬草採集や栽培など生薬と深い関わりを有し、国内有数の薬草生産地となります。江戸享保期、八代将軍徳川吉宗が推進した薬種国産化政策の一端を担った森野旧薬園(宇陀市大宇陀)創始者・森野初代藤助通貞(号:賽郭、1690~1767)は、幕府から下賜された多くの外国産薬種の栽培化を実現しました。藤助防風として今に至る中国産防風をはじめ、野生種ミヤマトウキから大和当帰育成開発の伝統知は大和薬種を育み、大宇陀の地は様々な薬問屋が軒を連ねた薬の街として発展しました。日本最古の私設薬草園として現存する森野旧薬園には、生物多様性の保全と国産化の実践による生薬安定確保という極めて現代的かつ普遍的な課題と対策が内包される文化遺産です。

本セミナーでは、生薬、漢方薬生産において中心的な役割を担う薬種業界に受け継がれてきた歴史や国産薬種のルーツを支える経験知をたどります。また、現代における生薬生産の現状と課題について、本プロジェクトの研究成果を含めて話題提供させていただき、薬用作物の国内生産拡大に向けた技術開発への今後の展望を、参加頂いた方々と共に考える場とします。

開催場所

大阪大学会館 講堂・歴史展示室(大阪府豊中市待兼山町1-13 TEL:06-6850-6714)
阪急宝塚線石橋駅下車 徒歩15分、大阪モノレール柴原駅下車 徒歩15分

開催日時

2019年7月23日(火曜日) 12時00分~17時00分

主催・共催・協力

主催:国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
共催:大阪大学共創機構社学共創本部/総合学術博物館/薬学研究科
協力:森野旧薬園

セミナープログラム

見学(12時00分-13時15分)

大阪大学会館歴史展示室、待兼山修学館展示場

案内・説明者:准教授 髙橋 京子、特任助教 髙浦 佳代子

開会挨拶(13時30分-13時40分)

講演(13時40分-16時30分)

(1) 大和薬種の伝統 種苗を守り続ける

大阪大学 准教授 髙橋 京子

(2) 薬種問屋の技術と目利き

福田商店 代表 福田 浩三

(3) 流通生薬の変遷

(株)栃本天海堂 副社長 姜 東孝

(4) 農林水産省委託プロジェクト研究「薬用作物の国内生産拡大に向けた技術の開発」の成果紹介

農研機構西日本農業研究センター 川嶋 浩樹

(5) 大和薬種関連業界各社の紹介

(株)前忠 社長 前 忠吾

森野旧薬園 顧問 森野 燾子

総合討論 (16時30分-17時00分)

閉会 17時00分

申込方法

7月5日(金曜日)までに、参加申込書に所用事項「1.参加者氏名、2.所属等、3.連絡先(電子メールアドレスまたは電話番号)」を明記の上、電子メールまたはFaxにてお申し込みください。

申込先・問合せ先:農研機構西日本農業研究センター 畑作園芸研究領域 川嶋 浩樹・矢野 孝喜

電子メール : src22046@ml.affrc.go.jp Fax:0877-63-1683 電話:0877-63-8125

※農研機構は、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構のコミュニケーションネーム(通称)です。