農業技術革新工学研究センター

 農業構造の大きな変化の中で新たな農業機械・システム化に当たっては、競争力強化に役立つ先端技術開発を進めること、農業機械の低コスト化に向けた取組を進めること、農作業安全の一層の強化が求められています。
 競争力強化については、スマート農業の展開が急務となっています。また、異分野の企業や研究機関とも連携したロボット技術体系の早期構築、果樹等地域農産物に係る未機械化分野の機械システム開発の加速化が必要となっています。
 低コスト化については、我が国の農業機械の国際化も視野に入れた、部品・仕様の標準化の取組、農業機械の道路走行対応などの技術的観点や社会システムなど横断的な取組が必要です。
 農作業安全については、関係省庁や都道府県自治体と連携した事故実態調査・把握を徹底的に行い、安全技術・システムの開発などリスク分析に基づいた農作業安全に資する技術開発が必要です。また、今後普及が見込まれる農業ロボットの安全確保が求められています。
 革新工学センターでは、これらの課題に着実に対応するため、先端・基盤研究の拠点機能、安全検査や安全研究の拠点機能、担い手ニーズに応じた開発改良の結節点機能を果たすべく、熱意のある皆様とともに新たな農業機械化を推進するための幅広い産学官連携のプラットフォームとして農業機械技術クラスターを立ち上げました。
 農業機械技術クラスターでは、農業現場で緊急的に解決すべき課題、将来の農業のあるべき姿を見据えて取組むべき課題等の解決に向けて、以下の活動を行います。
 研究開発が必要な課題については、農業界と産業界等クラスター参加者による共同研究、異分野・大学等と連携したプロジェクト研究など、課題解決に最適な研究実施体制を構築して実施します。
 中長期的に検討が必要な課題については、必要に応じクラスター参加者による委員会を設け、検討を行います。
  1. 機械開発要望、農作業安全の実態、農業機械の利用状況及び機械の修理・交換部品の現状についての現場の声の収集、整理及び分析に関すること。
  2. 現場課題、要望について技術提案、共同研究、安全性検査や性能試験の基準化等を通じた解決方法の検討に関すること。
  3. 農作業安全に関する情報又は新たに開発した機械・システムを含めた技術情報の現場への浸透方法の検討に関すること。
  4. その他
 農業機械技術クラスターの会員には、以下の3つのメンバーがあり、連携して課題解決に取組ます。
  1. コアメンバー
    企画、立案に携わるメンバー
  2. キーメンバー
    共同研究等を通じて技術開発を加速するメンバー(農業機械・部品・資材メーカー、異業種メーカー、地域農業研究センター、都道府県農業試験場、大学、高等専門学校等)
  3. サポートメンバー
    現場での実証、技術評価等に協力いただけるメンバー(生産者、行政、普及指導員、農業団体関係者、農機販売店、地域アドバイザー等)
 参加希望の方は、暴力団等に該当しないこと、会員とトラブルを有していないことを条件にどなたでも参加いただけます。

 会員の皆様には、事務局を通じて進捗状況や研究情報等を提供するほか、本ホームページでの会員紹介、情報交換のためのメーリングリストがご利用いただけます。

 入会をご希望の方は、下記事務局までご連絡ください。折り返し入会のご案内を送付いたします。
農研機構農業技術革新工学研究センター 戦略推進室
住所:〒331-8537 埼玉県さいたま市北区日進町1-40-2
電子メール:iam_cluster*ml.affrc.go.jp
※メール送信の際は、上記アドレスの「*」を「@」に変換して送信下さい。
法人番号 7050005005207