生物機能利用研究部門

遺伝子組換え作物の栽培実験

農研機構大わし事業場の隔離飼育区画における遺伝子組換えカイコ(緑色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ、高染色性絹糸生産カイコ)の生育状況(収繭)

平成28年4月6日(水曜日)に飼育実験計画書を公表し、4月18日(月曜日)に一般説明会を開催した遺伝子組換えカイコ(緑色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ)と、平成28年6月6日(月曜日)に飼育実験計画書を公表し、6月27日(月曜日)に一般説明会を開催した遺伝子組換えカイコ(高染色性絹糸生産カイコ)について、9月15日(木曜日)に遺伝子組換えカイコを隔離飼育区画に運び込み、第一種使用等(※1)による飼育を開始し、10月6日(木曜日)に蔟(※2)から繭を収穫しました。 飼育実験の詳細は飼育実験計画書をご覧下さい。

※第一種使用等:「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」に基づいた開放系(本実験では隔離飼育区画)での使用

※2_蔟(まぶし):カイコに繭を作らせるための器具。ここでは、一般的な養蚕農家と同じように、格子状に区切られたボール紙製の蔟を用いています。


蔟に作られた繭
(高染色性絹糸生産カイコ)


光に透かして不良の繭を除去
(高染色性絹糸生産カイコ)


機械で蔟から繭を回収
(緑色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ)


収穫した繭
(緑色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ)