生物機能利用研究部門

遺伝子組換え作物の栽培実験

農研機構観音台第4事業場の高機能隔離ほ場における遺伝子組換えイネ(カルビンサイクル強化イネ)の生育状況(10月31日現在)(収穫、鋤込み作業等)

平成28年4月8日(金曜日)に栽培実験計画書を公表し、4月27日(水曜日)に一般説明会を開催した遺伝子組換えイネ(カルビンサイクル強化イネ)について、5月19日(木曜日)に高機能隔離ほ場において田植えを行い第一種使用等(※1)による栽培をしてきましたが、10月31日(月曜日)にコンバインによる刈り取り作業を行い、刈り取り後ワラ、株等の残渣は水田内に鋤込みました。また、調査等に使用しない籾は後日隔離ほ場内焼却炉において焼却処分します。なお、系統ごとの調査のためのイネ株の収穫は、10月11日(火曜日)から10月20日(木曜日)の間にイネの生育状況及び天候状況等を見ながら行いました。栽培実験の詳細は栽培実験計画書をご覧下さい。

※第一種使用等:「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」に基づいた開放系(本実験では隔離ほ場)での使用


コンバインによる刈り取り作業の様子


調査等に使用しない籾は、後日、隔離ほ場内焼却炉で焼却処分します。


調査等に用いるイネは、乾燥の後に穂と茎に分けて調査を行います。


刈り取り後のコンバイン清掃の様子


水田の鋤込み作業後の様子