生物機能利用研究部門

遺伝子組換え作物の栽培実験

令和元年度 広範な病害抵抗性イネの生育状況 (畑ほ場鋤込みの様子 8月9日)
(観音台第7事業場組換え植物隔離ほ場)

令和元年8月9日(金曜日)現在の、広範な病害抵抗性イネ(BSR1遺伝子発現イネ)の生育状況についてお知らせします。
畑ほ場で行っていたいもち病抵抗性検定試験が終了しましたので、開花前にイネを刈り取り、畑に鋤き込むことで不活化処理を行いました。それに伴い、防鳥網(青いネット)も撤去しました。

広範な病害抵抗性イネ(BSR1遺伝子発現イネ)は、5月31日(金曜日)に観音台第7事業場組換え植物隔離ほ場において田植え及び播種を実施し、第一種使用等(※1)による栽培を開始しました。栽培実験の詳細は栽培実験計画書をご覧下さい。

(※1) 第一種使用等:「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」に基づいた開放系(本実験では隔離ほ場)での使用


畑ほ場のイネの様子(処分前)


イネの刈り取りの様子


小型管理機による鋤込み作業の様子


トラクターによる畑ほ場全体の耕起の様子


鋤込み処理完了後の畑ほ場の様子


鋤き込みに使用した小型管理機の洗浄の様子


鋤き込みに使用したトラクターの洗浄の様子