畜産研究部門

家禽代謝栄養ユニット

飼養環境ストレス負荷が可能な実験施設にて飼養試験を実施

国内飼料資源が有する機能性成分の家禽における活用法の開発

生産者の収益力向上による競争力強化のため、また、消費者の多様なニーズに応えるため、飼料用米などの機能性成分を含む国内飼料資源の利用方法を研究し、高品質な家禽生産物を生産できる低コスト飼養・生産技術を開発します。また、それらの技術の普及により、わが国の水田をフル活用して生産される国内飼料資源などの利用拡大、すなわち、飼料自給率の向上を図ります。

家禽代謝栄養ユニットでは

「食料・農業・農村基本計画」で、飼料用米の生産努力目標(平成37年度110万トン)が示され、全国で飼料用米が増産され、その給与法の開発が要望されています。また、環太平洋パートナーシップ(TPP)の大筋合意など、日本農業の国際化の流れに対して、国内生産者の競争力強化が強く望まれています。そこで、飼料用米などの国内飼料資源が有する機能性成分を活用した鶏の飼養環境ストレス緩和や健全性の向上による低コスト生産技術を開発します。また、飼料用米などの国内飼料資源が有するその他の成分の特長も活用して、家禽生産物における輸入品との差別化技術を開発します。

それらの技術開発に当たっては、生化学・分子栄養学的な基礎的な手技などを駆使し、それらの作用機序まで解明し、科学的なエビデンスを提示すると共に、公設試験研究機関などと連携を図って、現場レベルの実証試験にも取り組みます。また、技術マニュアルや「日本飼養標準・家禽」の解説などを通じて、技術の普及にも努めます。


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