東北農業研究センター

うね立て同時部分施用技術

特徴

特徴 -その1-

キャベツ、ハクサイ等土地利用型の露地野菜生産において、うね中央部の作物に効果がある範囲だけに、肥料や根こぶ病防除剤を土壌と混合して施用することができます。

特徴 -その2-

単位面積当たりの化成肥料施用量を30%(条件によっては50%まで)削減できます。

根こぶ病防除のための「フルスルファミド粉剤(商品名:ネビジン粉剤)」の施用量を1/3程度まで低減できます。

特徴 -その3-

無駄に施用される肥料や農薬が少なくなり、余剰肥料成分等の降雨等による周囲への流出が防止でき、環境への負荷を低減できます。

移植前の作業工程を簡略化できるとともに、施用資材費が削減でき、大規模露地野菜生産における生産コストの低減が可能となります。