対話型農作業安全研修

ポイント農作業者と対話しながらより安全な農作業に向けた目標を作成しましょう

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 対話型農作業安全研修とは、研修の参加者と研修担当者が意見交換をしながら、研修参加者が自発的に農作業安全目標を作成し、取り組むように促す研修です。他産業では既に行われている研修形態であり、一定の効果が確認されています。  
 そこで、作業の現場でも同様の研修を行い、実際の事故事例や改善事例を参考に、研修参加者自らが研修担当者等との対話を通して安全対策のアイデアを出しながら、農作業安全対策目標を策定することで、より実効的な農作業現場の改善につなげ、農作業事故の低減を図ることをねらいとして、研修担当者が研修を行う際に活用できる「対話型農作業安全研修ツール」を以下に掲載します。

 本ツールの「(ア)対話型農作業安全研修ツール活用マニュアル」を参考に、 (イ)~(エ)をご活用いただくことで、担当者が農業機械に詳しくない場合でも、 効果的な研修が実施できます。
 対話型農作業安全研修を行うことで、研修参加者のさらなる安全作業につながれば幸いです。

 作成協力:(一社)全国農業改良普及支援協会、青森県、群馬県、鳥取県

【農作業対話型安全研修ツール】

(ア)対話型農作業安全研修ツール活用マニュアル(PDF形式)
(イ)事前調査票「ヒヤリハットあるあるアンケート」(xlsx形式)
 0.機種共通、1.乗用トラクター、2.歩行用トラクター(耕うん機・管理機)、3.刈払機、
 4.農用運搬機、5.荷役用機械、6.脚立・ハシゴ、7.田植機、8.自脱型コンバイン、
 9.スピードスプレーヤ(SS)、10.乗用草刈機、11.農用高所作業機、12.飼料生産用機械、
 13.給餌・ふん尿処理用機械、14.酪農(つなぎ飼い)、15.酪農(フリーストール・フリーバーン)
(ウ)事前調査票の各項目に対する具体的な対策一覧表(xlsx形式)
(エ)農作業事故における人的要因の対策について
 ((ア)対話型農作業安全研修ツール活用マニュアル巻末に【別添】として記載)

 ※ (イ)事前調査票「ヒヤリハットあるあるアンケート」、(ウ)事前調査票の各項目に対する具体的な対策一覧表の各項目について、さらなるご知見やアイデア等がありましたら、こちらに記載のメールアドレスまでご意見ください。

 なお、(一社)全国農業改良普及支援協会では、本ツール(試行版を含む)を活用して実施された研修事例の報告書、対話に基づく安全目標のひな形として活用できる様式(「私の農作業安全宣言」)を公開しています。以下のリンク先で、それぞれ確認できますので、参考にしてください。
 研修事例報告書:対話型農作業安全研修ツール別ウィンドウ
 安全目標ひな形:平成29年度農作業安全総合対策推進事業(下部の別添6~10)別ウィンドウ