現地評価試験
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生物生育情報測定装置 -ボタン操作一つでイネを診断―

 



特徴
 作物の葉色等を位置情報とともに地上から測定し、メッシュごとの葉色の状態を表す葉色マップ等を作成する携帯型の装置

機械の概要
  1. 作物からの反射光と太陽光を測定し、水稲の葉色や生育量を求めるものである

  2. センサ部、測定操作や表示、データ処理を行う制御操作部等で構成される携帯型の作物生育情報測定装置。

  3. 制御操作部は、パソコンへのデータ転送、GPSからの位置情報を行うためのポート等も有する。

  4. 1回の測定に要する時間は数秒程度であり、20~30aの水田でメッシュ状に測定したときの所要時間は7.5~13分/10a(10a当たり140~160点測定)程度。

メリット
  1. 本装置で得られた指標値は、水稲生育診断で用いられる「葉色(SPAD値)×茎数×草丈」、「茎葉窒素含有量」等を推定し、その結果をもとに適正施肥量を求める事ができる。

  2. GPSを使用し位置情報を取得しながら多点測定を行うことによって、生育マップを作成することができる。

  3. 倒伏の軽減、米の高品質化、肥料の節減などの効果が期待できる。

販売企業
(株)荏原製作所、静岡製機(株)、ヤンマー農機(株)

販売企業
平成16年度から販売開始。

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