現地評価試験
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高精度固液分離装置-副資材不要のたい肥化を低コストで実現―



特徴
  1. そのままたい肥化可能な固形分含水率 75%以下の分離性能
  2. 異物混入も問題なし
  3. シンプル構造により低コストを実現

機械の概要
  1. 乳牛舎等から排出される含水率90%程度のふん尿を含水率75%以下の固形分と液状分とに分離するスクリュープレス型の固液分離装置。電動機、スクリュー、スクリーン等で構成。
  2. 作業方法は、(1)ワンマン収穫、(2)枕地処理に対応した定置式利用、(3)低馬力トラクタを利用する伴走作業の3通りに対応できる。ワンマン収穫と伴走作業ではノンストップで高能率な作業ができる。
  3. スクリーン目の方向が平行と傾斜した2種類のウェッジワイヤスクリーンを組合せることによって固形分のスムーズな排出を促進し、毎時3~5m3程度(搾乳牛50頭分)の処理量を確保。
  4. スクリュー軸と同軸で組み込んだバネによる圧力調整方式で構造が簡単になり、固形分の含水率75%以下を維持。
  5. ふん尿に混入する異物(小石、釘、氷塊など)によるスクリーンの破損を防止できる切り欠き形状のスクリューを搭載。

メリット
  1. 乳牛舎等から排出される高水分のふん尿をそのままたい肥化が可能な固形分と液状分に分離。面倒な水分調整作業や副資材は不要。
  2. 小石、釘等の異物の混入によるスクリーンの破損なし。スクリーン交換頻度の低減により、メンテナンスコストを減少。

市販年度
平成17年度から市販開始。

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