現地評価試験
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環境保全型汎用薬液散布装置-ドリフトと作業者被曝を低減した定量散布ブームスプレーヤ-―
   

トラクタ搭載式散布装置

乗用管理機搭載式散布装置

作業履歴情報記録装置

ドリフト低減型ノズルⅡ型(市販)

ドリフト低減型ノズルⅢ型(試作)
 


特徴
  1. リフトしにくい噴霧を発生するドリフト低減型ノズルを標準装備
  2. 煩わしい調整せずに所定の散布量を高精度に散布することが可能
  3. 作業能率は慣行作業と同等以上で、作業履歴を自動保存

機械の概要
  1. トラクタ搭載式または乗用管理機搭載式の散布装置で、ドリフト低減型ノズルを標準で装備し、作業速度連動制御を用いた定量散布作業(トラクタ搭載式で散布量150、200、300L/10a、乗用管理機搭載式で25、75、100L/10a)ができる。
  2. Ⅱ型およびⅢ型ノズルは、微細粒子が少なく、ドリフトを大幅に低減できる。
  3. 作業履歴情報記録装置は、散布開始から終了まで実散布量等の情報を自動保存する。
  4. 慣行と同条件(農薬種類、希釈濃度、10a当たり散布量)で散布作業を行うことにより、慣行作業よりもドリフトと作業者被曝を大幅に低減しつつも、同程度の防除効果が得られる。

メリット
  • 開発機を使用することにより、慣行と同等の散布作業を行いつつ、ドリフト(農薬飛散)による近隣への危被害発生のリスクを軽減できる。

共同研究実施企業
(株)共立、(株)丸山製作所、ヤマホ工業(株)


市販年度予定
平成21年

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