現地評価試験
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バレイショ茎葉引抜き機-薬剤に頼らない引抜き式の茎葉処理-



特徴
 収穫前のバレイショの茎葉を引抜くとともに細断する2畝用の作業機。

機械の概要
  1. 小回りのきく自走式と高速移動できるトラクター装着式がある。自走式は、マルチ畝にも対応可能。
  2. 茎葉の引起し部、引抜き部、細断部から構成される茎葉処理機構を装備。また、いもの露出を抑えるための畝押え部を装備。
  3. 茎葉処理率(引抜き・細断の成功率)は97~99%、いもの露出率は1%程度。1時間当りの作業面積は約50a。
    ※「男爵薯」「メークイン」などの代表的な品種を対象とした試験結果

メリット
  1. 薬剤に頼らず、高精度・高能率にバレイショの茎葉処理が行える。
  2. 処理後すぐに生育が止まるので、収穫時の皮剥けを抑制することができる。
  3. 茎葉を引抜いて細断するため、収穫時には茎葉等の夾雑物が少なく収穫作業性が向上。

販売企業
(株)クボタ、マメトラ農機(株)、松山(株)、北海道ニプロ(株)

市販年度
平成19年3月から市販開始。

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