農業・食品産業技術総合研究機構 野菜花き研究部門

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ツバキとサザンカ

ツバキやサザンカなどのツバキ属園芸種は、温帯に分布する常緑花木の中で、冬季に開花する数少ない園芸花きです。ツバキ属植物は中国南部を中心に東南・東アジアにかけて200種以上存在します。その中で古くから園芸品種として用いられてきたのは、主にヤブツバキ、次いでユキツバキとサザンカ、トウツバキです。

日本では400年以上前からツバキやサザンカを園芸化していました。近代以前に現れた古典品種は、大部分が日本において、ヤブツバキの原種からの選抜や、複数種間での自然交配によって育成されたものと考えられています。

近年では海外においてもツバキの育種が行われて、多様性の広がりを見せています。野菜花き研究部門においては、日本で育成され日本文化にも関係の深いツバキ属植物の遺伝資源を保管し、様々な視点から研究を行っています。

 

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