モンクロシャチホコ, Phalera flavescens (Bremer et Grey)  チョウ目(Lepidoptera),シャチホコガ科 (Notodontidae)


形態・生態

加害部位 葉  
加害形態 幼虫
発生回数・時期 年1回、成虫は北日本で7-8月に出現 、葉裏に100個程度の卵塊で産卵、幼虫は40−50日食害後、蛹化し越冬
越冬形態 蛹、土中
形態 成虫開張 45 mm、幼虫体長 50 mm、蛹体長25mm
分布 九州以北

静止時に頭と尾部を持ち上げる独特のポーズをとる
幼虫、2007年8月21日

幼虫、2007年8月21日

2007年8月30日採集・飼育

幼虫、2007年9月3日(中齢までは赤紫色、終齢幼虫は黒色)

終齢幼虫、2007年10月3日



被害

年1回の発生ではあるが、集団で加害し、摂食量が多いので、葉が無くなってしまう。

防除

定期的に防除される時期が産卵期にあたり、慣行の防除で発生はほとんど
抑えられているが、発生すると被害葉量は大きいので注意が必要


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