採草地におけるシバムギの消長に及ぼす草種、施肥量及び刈り取り頻度の影響


[要約]
チモシー採草地に侵入したシバムギは、施肥量及び刈り取り頻度の組み合わせでは防除が難しく、経年的に増加する。これに対して、オーチャードグラス採草地では、通常の刈り取り利用法で抑制できる。
北海道農業試験場・草地部・草地管理・地力研究室
[連絡先]011-857-9235
[部会名]畜産・草地(草 地)
[専門] 雑草 
[対象] 牧草類
[分類] 研究

[背景・ねらい]
 帰化雑草のシバムギは、北海道の採草地で侵入・増加が著しく、草地荒廃の原因とな っている。そこで、シバムギを耕種的に防除する技術を開発するために、シバムギの生 育特性について検討する。 

[成果の内容・特徴]